無線研の活動日誌

東京理科大学I部無線研究部の日々の活動状況を葛飾よりつぶさに報告いたします。 たまにプギャーしてください。

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合宿の話 ⑬ (8/11 25人分の夕食を作ろう)

松尾です。明日は...ロボワンだ!! 無線研からは、ダークサンダー、ゴルドサンダー、太田君の新機体、KHR3HV(名前は結局何になったんだろう)が出る模様。観戦に行かねばっ!!!

続き。松本市の観光は、本来、上高地線を紹介しようという意図が80%くらいの企画だったのだが、残念なことに、みなさんゲームしてるか寝てるか....。まったく。わかってないなぁ(# ̄З ̄)

斯く言う私も、その間に来る最後の大仕事へ向けて準備をしていた。今回作るメニューの調理動画やレシピを何度も何度も見て記憶してしまう。3時間で4つのメニューを作り上げてしまうためにはレシピをすべて記憶することは勿論、調理を最短で終わらせるために予め作業の順番を適確に構成しておく必要がある。家で何度となく繰り返した予行の過程で大体頭に入っていたが、新たに導入したメニューもあったし、煮物の味付けに不安があった。

煮物は家で作ったとき、醤油を入れすぎてしょっぱくなり過ぎてしまったり、火加減を失敗してゲル化してしまったりしていた。最終的に、砂糖ベースで味付けして、最後に醤油を少しずつ足していったらそんなに失敗しないという結論に達するも、なんせ25人分という未知の領域。煮る時の水の量は、カップ何杯とかでなく、具材に対してどのくらい入れるか、火加減も、10分経ったらとかでなく、根菜に竹串がすっと通るくらいになったら...というような汎用性の高い基準に則った方がよいのではないかと思い、そういう観点で動画を見て確かめておく。

煮物がこんな難しいって分かってなかった。それに妹にも言われてたけど、合宿のメニューとして筑前煮って不自然だよね...。自分は福岡出身だから、筑前煮って日常的に食べるんだけど、関東在住の彼らにとってはそうではないだろうことに、実はこの時まで思い至らなかったw

余談だが、この前帰省した時母が作った筑前煮を食べた、が、それが自分の作ったものと全然違って驚く。母のを真似したつもりだったのに味も具材も全く一致していない。確かに私は実家で暮らしていた頃、母の料理を手伝ったことなど一度も無かった。それにしても、18年も食べといてこれだけ再現性がないとは。恐るべし。

宿泊地に戻る。14時を少し回ったくらい。厨房は15時から使うという約束だったので、それまで冷蔵庫の中から使う食材や道具・調味料を引っ張り出し、食材をメニューごとに分けて袋に入れる。するとキャベツとブロッコリーの他に、冷凍ピザ3枚・1年生が欲しいとごねったフルーツたち・出し忘れたソーセージ12本という昨日の負の遺産を発掘してしまう。もうメニュー崩壊必須である。

大会が19時からだから、夕食は18:00~18:30くらいとして、それはちょっと早いから、その時にまず和食系4品を出して、入浴後にピザやお菓子・フルーツ・ソーセージを出せばいいかと思う。買い足しはしたけれど、どうせ夕食も少ない少ない言われるだろう、それでいて和食メニューなのでたくさん作ってもそんなに食べなくて余るだろうから、2回に分けて出すっていうのはいい手段かもしれないと思う。

とかなんとか考えていたら、合宿長がやってきて、「何作るの?」
「いやぁ...なんか思いがけずブロッコリーが...」とお茶を濁す作戦に出る私に対して、「で、何作るの?」

どうやら手伝ってくれる気らしい。確かに私は行く前、彼に「手伝ってくれたりは...?」と聞いた。BBQをね。 それなのにそっちは無視して、こっちを手伝いに来るということは、彼の意図は私を手伝うこととは別のところにあるということ。
返り討ちにしてくれるっ!!!ヾ(*`Д´*)ノ

と、くだらない争いのゴングは既に鳴ってしまっていたのに、彼は悠然と携帯をいじっている。そんな彼に味噌汁とブロッコリー・メニューの袋を渡し、「任せた。」と言ってみる。本人もメニューを聞いて、たぶんそのつもりだったのだろうが、まあ、お手並み拝見といこう。

15時。まず米を水にさらす。私が作る炊き込みご飯と筑前煮は使う材料はほぼ同じで、切り方が少し違うだけなので、まずすべての具材を一気に切ってしまう。ただ、水にさらす必要のあるごぼうを先に切ってしまう。半分は乱切り、半分はささがきにする。私がごぼうをささがきしていると、それを見た彼が、「貸して。危ない。」

彼らはいつもそう言って私に何もさせてくれない。だから私はできたらこの夕食は一人で作ってしまいたかった。でもまあ、上手だね、ささがき。私は不器用で何度やっても上達しない。なんでそんなに上手にできるのか聞くと、「鉛筆削りの要領。」とのこと。鉛筆?

今度は乱切りをしてると、「乱切りは包丁を回すんじゃなくて、具材を回す。」というお声が飛んでくる。食えればいいって言ってなかったっけ? 合宿長が細かいので、慣れない正統なる切り方で残りの具材を切ろうとするが、
途中で面倒になってきて、いつもの包丁回し乱切り、肉ははさみでという少々見苦しい切り方に回帰する。今度は何も言われなかった。

全部切り終わったのは2時間後で、思ったより時間がかかったことに驚く。それに腕が痛い。きっと明日は筋肉痛だろう。その間、合宿長はすでに作り終えている。味噌汁に入れるはずだった豆腐を、「あ、これ絹か。木綿じゃないからどうかな。ああ、やっぱり崩れた。」とか言いながらも、ブロッコリーと桜えびの醤油和えの方に入れて炒めていたのと、そしてそのフライパンを振る手つきを見て、ちゃんと日頃から料理してるんだろうなぁと思う。が、逆にそのせいで普段何を作ってるかばればれなのが趣深い。でも、彼は私が普段何を作っているかまではわからなかったに違いないw それもそのはず...

まあ、早く終わって暇そうだったので、皮をむいたれんこんをごろっと渡して「乱切り。」と言ってみたり、しいたけを渡して「そぎ切り。」と言ってみたりすると、顔を顰めなさる。それを見て、私の中で第1ラウンドは終了したのだった。(`∇´ )ひゃひゃひゃ

水に浸していたご飯の上に、醤油と出汁のもとをからめた具材をのせて、ガスジャーのスイッチを入れる。炊き込みご飯は水加減くらいしか失敗要素はないはず。問題の煮物に取り掛かる。

砂糖入れすぎたかな?と思ったけど、醤油を3回ほど回しいれるといいかんじに。堅さもちょうどいい。あれ?ふつうに煮物だ。作った本人が一番びっくりする。後は煮汁を飛ばすだけ。

ところが...ジャーを開けてみると、炊き込みご飯が水っぽい。10合炊いて、水量は実際より少なくしてはいたんだけど、もっと少なくしてもよかったかな。合宿長は「味噌汁が冷めるから早くしろ。」とうるさいが、18時まではまだ時間があるので、時間いっぱいまでこのまま炊き続ければ、水分は飛ぶだろう。そして、この判断のせいで悲劇が起こるわけだがー。

追記に、今回のレシピを載せておくので、興味のある方はご覧ください。


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合宿の話⑫ (8/11 松本市の観光まで)

松尾です。今朝スカウターを見たら、なんと1万アクセス突破してました!!!
ありがとうございます・゚・(ノД`;)・゚・

6時になって、いい加減眠ることを諦めた。ブロッコリーを使ったレシピをさがすんじゃー。うーん、でもそんなにいいのない。今回のメニューが和食だからなぁ。一番マシそうなのは、「桜えびとブロッコリーの醤油和え」。
桜えびを買ってくればいいだけだから、これかなぁ?「茹でるだけでいい」と諸悪の根源たるY長は言っていたが、マヨネーズ無いからそれはさすがに厳しいだろうと思う。それに、格調が(笑)。

8時から朝食だよー。起床7時って昨日メーリスで流したはずだよね...なんで8時10分前になっても人の気配が全く無いのかな...(´Д`;)

お、K1君(部畜,1M)が起き出てきた。夜はあれからどうなったのか聞いてみる。朝4時まで起きてた? あー、じゃあ他の人が起きてるはずないな。K1君と1部屋1部屋ドアを叩いて回る。

朝食だ! 日本の伝統の朝ごはんってかんじ。ご飯、味噌汁、魚、漬物、副菜。 こんなにちゃんと朝ごはん食べるのいつ以来かな...とか思う。実家離れるとねぇ。

食べ終わって、ごめん9時から出発だ。慌ただしいスケジュールでorz

朝食結構量があって、それがまだ胃の中に留まっているうちにまたあのくねった山道を走るのか...と思うと、気が重い。それでも、雨だとばかり思っていた今日が晴れていることに感謝する。だけど今朝の天気予報を見て、実はそれが午前だけで、15時から雨になることを私は知っていた。15時からはアンテナ設置の予定だけど...まあ、私はその間夕食作ってるし、それにYからそのことに対して何の意義も唱えられなかったし。
いいよなぁ?...文句なんてないよなぁ...?ψ(*`ー´)ψ

出発♪ バス内で、松本市の観光地図なんか配布してみる。YRさんから貰った観光用の地図に、松本駅から松本城までのルートと、私が下見で見てきた情報や、集合時間・集合場所を書き加えたもの。それでも松本駅で「さあ、解散。自由行動だよ。」と言って地図を渡しただけで、これが企画として成立するかよくわからなかったので、「松本城まで一回みんなで行ってから解散した方がいいですかね?」と、後ろに座っていた合宿長と中村さんに聞いてみると、

「え、松本駅でいいよ。俺らアニメイト行くから。駅周辺にあるらしい。さっき携帯で調べた。」と無線研歴3年以上の貫録発言www さすがだ。でもちょっと悔しい。なぜかって?

到着♪ 意外なことにみんなさっさと解散して好きなところに行っている。いや、大体は松本城に向かうんだろう、後ろを振り返るとなんかいっぱいいる。ま、私の目的地はそこではないんだがな。

私の目的地はどこかって? そんなの、“時計博物館”に決まっているではないか!!! 松本城に行くと見せかけて、途中でこっそり曲がった...つもりだったのに、後ろを歩いていた4年の先輩たちにばれるw
ばれてしまったものは仕様がない、我がおすすめスポットをご覧にいれよう。

中に入る。ざっと周囲を見回す。冨松さんが、「ねぇ、ここさっきの地図に書いてなかったよね? なんで松本城しか見るとこないなんて言ったの? 機械科こういうの好きだよ...。」と言う。

なぜ私が諸君に、まあ大そうご丁寧に、こんないい所を教えてあげなくてはいけないんだ。 君たちは松本城でも行ってればいいw 私がなんのためにこんな企画を作ったと心得えている。開始と同時に君らをそっこーで撒いて、一人で優雅に狙いのスポットを堪能するために決まっている!!(*`▽´*)はっはっは

あの地図には、企画として最低限度を保証すると同時に、ミスリードとしての意味もあった。こういう企画は自ら調べて、行きたい所を探してこそ楽しめるのであって、誰かに楽しませてもらおうなどと思ってはいけない。あれにひっかっかって、とりあえず松本城に行くようではまだまだであるw

で、時計博物館のルポを少々。誰だったか忘れたけど、その誰かがコレクションして松本市に寄贈した古時計のすべてを、動いている状態で来場者にお目にかけようという趣旨の博物館である。1階は時計の変遷みたいなテーマの展示で、中央の大きな時計を模したハンドルをくるくる回せば、回した分だけ遡った時計の紹介がモニターに映し出されるというもの。2階は、コレクションの展示。私のお気に入りは何と言っても、ローリング・ボール・クロック!!! どうなっているかよくわからないんだけど、ジクザグの経路を端から端まで移動する毎に時間が刻まれる仕組みらしい。これはコレクションでなく、本人が作ったものみたいなんだけど、なんでこんなのを思いつくんだ!

あとさ、あとさ、ブランコのついた時計。ブランコの上下運動で時間が進んでいくの! それとか、天井にぶらさがっている、シャンデリア型の時計とか! 私最初これに気付かなかったんだけど、3階の企画展入口に載っていた小学生の時計博物館見学の感想文を見て、「なにぃ、天井にも時計があるのか。」と思って、探しに走った。ありがとう、小学生!!! そして小学生のgood jobと同じ場所には、なんと懐中時計が分解した状態で展示してあるではないかwww

時計を分解するのは幼いころより私のロマンであった。私は別に大学以前にロボットにそんなに興味を持っていたわけではなく、どちらかというとこういう時計とか..からくり人形とか、そういったものが好きで、そこからロボットに関心が向いたと言っても過言でない。だから私の最終目標は、ロボットビルダーとしての大成でなく、機械仕掛けのものを作ることにあったりする。

そうこうしていると、11時から蓄音機のミニ・コンサートが開催されるとの館内放送。行かねばっ!
なんで時計博物館に蓄音機があるかっていうと...なんでだっけ?、当初は時計店に蓄音機が置かれてたからついでにそっちもコレクションしたのだろうとか言ってたっけ? まあ、何でもいいのだが、15分くらい、サビの部分くらいならどこかで聞いたことのあるような3曲を流して下さる。ただ...この流してくれる人がいらん事言うから、「今回は15分なんですけど、30分くらい流せば皆さん眠ってしまうと思います。蓄音機の針がレコードに触れるときに鳴る“ざー”という音は至福の音と言われていて、この音を聞いていると自然と瞼が重くなって...」とか言うから、私は15分間その“ざー”という音を聞くことに精神が集中して、曲なんかろくに聞いてなかったという(笑)。

で、11時30分に古時計の鐘が鳴るのを待って、私はなわて商店街に行く。先輩たちは..どこ行ったんだろ? 「ラーメン、ラーメン」言ってたから、ラーメン屋を探しに旅立ったのかもしれない。 私といえば、12時30分に駅前集合で、自炊用の買い出しにも行きたかったから、ちゃんと昼食をとる暇なんてそんなに無く、たい焼きアイスを食べ歩きしながら、商店街を見て回る。すると...あ、さっきどこかで見たような蓄音機がw

駅周辺のスーパーへ。米は残り6合ほどだが、肉や野菜があれだけあって、しかも米も7合も炊いたのに足りないと言われてしまったBBQでの反省をうけて、米2kg、ニンジン、レンコン、タケノコ等の材料を買い足し、更に桜えび、刻みのり、お茶...は一回の食事に3本くらいは必要で、あと紙コップも昨日使っちゃったから買い足して...あ、お酒忘れてた。でも、もうこれ以上1人で持てないし...てか、そもそも私未成年だったし。まあ、それは村田さん(合宿前日に「お酒OKですか?」メールを送ってきた,4S)にメールして、買ってきてもらえばいいか、と思いそれだけ買って駅に移動する。

約束の時間になって、ほとんどの人間は改札口前に集まったのだが、なんか1年生3人くらいいない...。解散前、遅れそうなときは私の携帯に電話しろと念のため番号を教えていたのだが、本当にかかってきて、「すみません、遅れます。え、発車12:42ですか? それには間に合うと思います。」

上高地線は40分に一回しか電車が来ない。だから万一乗り遅れたらどうしてくれようかと思っていたが、なんとか間に合った。聞くと、食事していて遅れたそうだ。12:30集合ってちょっと早かったかな?

まあ、いい。結果オーライだ。上高地行きの電車がやってくる。実は松本市観光の(私的)ハイライトであるこの30分の電車旅を楽しんでくれ。

合宿の話⑪ (8/10後編)

松尾です。このブログを見てくださる人はロボット関係者の方が多いようで、そういった方々はもしかしたら無線研の合宿のことなんて興味がないのではなかろうか...と思いながらも、「今回の企画に関して私にはOBへの説明責任がある」などと勝手に使命感を感じて書き連ねている次第です。よろしければもうしばらくお付き合い下さい。

スーパーに到着して、到着したはいいがそこの駐車場には大型バスを止められるスペースなどない、それには気づかなかったことにして、バスから降りてスーパーに入る。その時、25人というのがいかにぞろぞろとしているか思い知らされた。私は困惑した。この狭い店内で、こんなにたくさんの人間をコントロールしなくてはいけないのか。

彼らには、「BBQで焼く物・花火・お菓子・ジュースやお茶・お酒を買ってきて」と言い、自分は自炊の材料を買う。近くにいた数人を捕まえて、お米や紙皿を買ってきてもらう。私の買い物はすぐに終わったのだが、BBQが...。私の予想に反して、彼らは皆BBQの食材選びと花火にはしってしまって、誰もお菓子や飲み物を買ってくれない。これは誤算であった。しかも2手に分かれてBBQの食材を買うものだから野菜が重複している。

結局BBQの肉は、“鶏むね肉2パック、豚ももかたまり2パック、牛肩ロースステーキ2パック、味付け済み牛肩ロースカルビ9パック”を、その他に“きゃべつ2玉、ブロッコリー3房、とうもろこし3本、ピーマン3個、なす1本、ニンジン2袋、玉ねぎは大袋を1つ、ソーセージは3本束を4つ、串付フランク3個、ピザ3枚”も買ったのだが、それでも、「肉が少ない、肉が少ない。」、「なんでこんな普通のスーパーで買い出しするんだ、業務用スーパーで買うべきだろ。」、「なんで事前に何をどれだけ買うのかもっときちんと決めておかないのか。」、「食材はともかくお菓子とかは事前に買っておけよ。」などと言う。

寄るスーパーは道中にあるところでなくてはならなくて、YRさんから送られてきた候補はイオンかここかの2択だった。勿論イオンになどするはずがない。大きすぎる。また、私は未成年なのでお酒は買えなかったし、どうせみんなで買い出しに行くのだから飲み物やお菓子はみんなの好きなものを買ってもらえばいいと思った。

それに、「予めもっときちんと決めておけ。」と彼らは言ったが、そうする必要性を感じたのならなぜ気づかないのだろうか。きっと彼らだってBBQの幹事をしろと言われたら困るに違いない。万事博学のGoogle先生もBBQのことはあまり詳しくないらしい事実に愕然とする瞬間が彼らにも等しく訪れるはずだ。それなのに彼らは、それを含む一切のことを一人にさせて、しかもその人を責め立てることに何の疑問も持たないらしい。さすがである(笑)。

肉が少ない? 合宿で肉を腹一杯食べようとかあつかましいわ!! キャベツでも食ってろ。

それで大体食材を買い終わると、今度はmy菓子とmy肉を買いに走る部員たち。それならBBQの食材も私が買えばよかったなぁε- (´ー`*) 失敗であった。

ずいぶん時間がかかってしまった。もう4時過ぎだ。宿泊先までの道のりを考えると本気の5時コースである。到着14時とかメーリスに書いていたのは忘れてほしい。そんなのは都市伝説だったんだ。

バスの中で買ったものを確認し、BBQで使う食材をまとめておく、頭の中で何をどう切りどう味付けをするか、何から順にやっていくかシュミレーションする。とにかく時間がないんだ。この作業をいかに好タイムで熟すかに今日の残りのスケジュールがうまくいくかどうかがかかっている。

到着した。バスを降りて、フロントに走ってチェックインする。カギを受け取り、バスにかけ戻る。あみだくじで決めた部屋割りを発表して、彼らに鍵を渡し、食料を厨房に運んだ後自分の荷物を自分の部屋に運ぶように言う。私は自分の荷物を部屋に投げ入れて、厨房に走る。その間、アンテナ等を置いておくための部屋を予約するのを忘れていたことに気づいてしまったが、まあ別にYからとってくれと頼まれたわけではないので「いっか☆」と思う。
いいよなぁ?...文句なんてないよなぁ...?ψ(*`ー´)ψ

さて、BBQの準備だ。まず米を炊かねばと思い厨房に入ると...あ、なんか緑のエプロンをつけた、施設の従業員と思われる人たちが調理している。炊飯器は給食室にあるみたいな、ガス栓や空気栓をひねって炊くやつで、使ったことなくて戸惑うが、これなんと20分くらいで炊きあがる優れものだった。7合炊いたのに。家の炊飯器なんて3合炊くのに1時間はかかるぞ。もっとかかるだろうと思っていたので嬉しい誤算であった。

となると、作戦はこうだ。味付け済みの牛肩ロース9パック以外の肉は、火が通りやすいように(あと枚数を稼げるようにw)薄くカットし、下味をつける。そしてその間に野菜のカットを、厨房に寄ってきた部員たちにさせる。米が炊き上がったら、1年生たちを招集しておにぎりを作らせて、それに味噌か醤油を塗らせる。それができたら大皿に盛りつけて運ばせる....

今私の目の前には、冨松さん(前副部長,4M)と森君(ニート,2E)がいる。彼らに野菜をカットしてもらおう。とうもろこしをそのまま彼らに投げたらどうなるか怖いので、これだけは私がゆでるところまでやることにする。あとの野菜は、洗って(皮があるものはむいて)、人間の口の大きさを想定しながら切ればそんなにひどいことにはならないはずだ。一応、気づいたものは指示したけど、なすはね...うん、盲点だったw

で、とうもろこしをボイルするための鍋を借りようと思って、緑エプロンの、ちょっと無愛想な印象をうける風貌の、そして果たして無愛想だったおじいさんに使っていいか聞くと...え、今「ちっ」って言った?
そして、「厨房は優先的に使っていいと言っていましたが、それは他のお客様の食事の用意がない場合は、の話ですから。」と仰る。

期間中に他の客が来ないかどうかは、何度も確認していた。それで私は、この施設の人間が私たちのことをまったくもって歓迎していないことを知った。あのメールはやっぱりまずかったようだ。次はもうなさそうだが、今回は「嫌な客だが客は客だから仕様がねぇ」といった態度でかろうじて応対してくれているといったところか? これなら食器代とか炊飯器代くらい黙って払ってればよかったと後悔した。

まあなんだかんだ言っても、必要なものは貸してくれたからなんとか準備はできた。串で刺した野菜や肉やおにぎりの載った大皿を見て、けっこうそれっぽくなったなぁと思う。ただ、19時になっちゃったけど。BBQハウスに移動する。あー、なんかめっちゃおなか減った。でも焼くのに時間がかかって...うん、1時間とかあっという間でしたね。でも天体観測も捨てがたくて、3分の2くらいはそっちに行く。行かなかった人間で、残った肉に群がる。そんな彼らに、「食べ終わったら従業員さんに声かけておいてねぇ。あとお風呂入っておいてね、22時までだからぁ。」と言い残し、私は天文台へ。

用意されたマイクロバスに乗り込んで、10分くらい揺られていると到着。ところがドライバーさんが、「ここから先の案内人はいるの?」と聞くではないか。あなたじゃないのか! 特に向こうの人からは何も言われなかったので、セルフってことか。暗い山道を誰かの携帯のライトで登る。頂上。天文台では他の団体さんが星座の解説を受けている。こっちはセルフだけど...うん、星の名前とか忘却の彼方ですよねw だからみんなで芝生に寝っころがって、ただ星空を、ふとした瞬間に星が流れて「あ...」と言いかけた内にそれらが消えていくのを、眺めていただけ。

入浴の時間が短いから、頂上にいたのは10分くらい。幹事としては、解説・案内無しの天体観測とか申し訳ない限りだったのだけど、彼らにしてみれば「この星空を見れただけでも来た甲斐があった。」とのことで、それを聞いて私は一瞬信じられない気がしたのだが、考えてみるとFDがどんなに過酷でも今まで暴動が起きなかったのは、そこで見る星がきれいだったからかもしれない、ということに思い至る。

ま、私はロマンの欠片も無い人間だから、たかが星のために命を懸けるなんてご免ですがねぇ( ̄▽ ̄)

施設に戻る。入浴時間1時間もないな、申し訳ない。でも、22時までってしてくれただけマシだったよ。で、ですよ。温泉がめっちゃいいの! ハーブ?なんかいい匂いがして、ちょっと濁ったぬめっとしたお湯で、肌が、肌がほんとにすべすべになるの!! これこそが本物の温泉!!! それで私は、「この温泉に入れただけでも来た甲斐があった。」と思う。

で、お風呂の後は花火、花火♪ 一年越しの念願が叶う! が...え、大学生25人もいて一人も花火のやり方わからないだってぇ? ド━━━(゚ロ゚;)━━ン!!

いや、それでも先輩たちは(説明書見ながら)なんとかやってくれたんだけど...打ち上げ花火ってこんな上空まで上がるんだってちょっと感動したんだけど...やっぱ、BBQといい花火といい天体観測といい、運営は一切人任せにしてはいけないなっ♪ 企画を立てて、それを実行して盛り上げるところまで、全部自分でできるようにならないとね゙☆⌒o(*^ー゚)

反省、反省。明日はもうこれ以上皆さんの前で至らない所をお見せするわけにはいかないな。えーと...明日の仕事は、松本市の観光と自炊か。今日のBBQを見て、これだけじゃ少ないなぁと思ったから、観光の時に食材を買い足さないと。冷蔵庫を確認して、あと食材は何が残っているかチェックする。私が買った自炊用の材料と...キャベツ1玉、あとブロッコリー×2....。ブロッコリー!???

食材は明日の夕食で全部使ってしまわないといけない。キャベツはみそ汁に突っ込めばいいけど、でも、ブロッコリーって? 筑前煮とみそ汁と炊き込みご飯(鳥五目)にどう奴を取り入れればいいんだ!

悩ましい。眠ろうとしてもブロッコリーが邪魔して眠れない。ブロッコリー...ブロッコリー.....

結局一睡もできないまま、朝を迎える...



合宿の話⑩ (8/10前編)

松尾です。サバゲが終わったので、最近は次なる野望に向けてセンサーや電子回路の勉強をしております。
さて問題です、何をする気でしょうか?? ヒント: ミルフィー絡み。

やっと合宿当日の話に入れる時が来た。今回は8/10(合宿初日)の話である。

8月10日。 朝起きたらお天道様が私を祝福してくれた。これでレジャー全中止の憂き目には合わなくて済む、私はホッと胸をなでおろす。Y長は朝8時から荷物を運ぶと言っていたが、運ぶ距離も部室~九段校舎の入り口までと短かったし、どう考えても1,2年を総動員して2時間かけて運ぶような量でない、寧ろ集合をかけていた9時から私一人で運んでも出発の10時までには運び終わりそうなくらいだったので、9時ちょっと前くらいに部室に向かった。すると既にほとんどの人が来ていて、荷物の運搬はほとんど終わっていた...┐(´-`)┌

それはまあいいとして、ちょっと変だなと思ったのは、荷物を搬入したいから9時には九段校舎の前に来てほしいと頼んだはずの送迎バスの気配がないこと。えっ、あれ? もう9時過ぎているのに。電話で確認すると、「え、10時出発じゃないんですか?」とのたまう。YRさん!??? 伝わってなかったよ。 到着は9時30分頃になるとのこと。そして実際来たのは10時10分前くらいだった。先行き不安すぎる。

荷物を積み込もうとするが...アンテナの支柱(?)がバスのトランクに入らない。あ、例年はトラックに積んでたんだろうな。「大型バスでも入らないのかぁ、じゃあ今年はお留守番してもらおうかな?」とか思っていた矢先、窓から車内に入れることを提案するドライバーさん。そして見事入った。巻き起こる拍手。なんでやねんw

恐る恐るドライバーさんに、途中スーパーに寄るという話は伝わっているか尋ねる。それは伝わっているそうで、YRさんから貰ったというドライバー用の資料を見せてくれた。それを見て、到着が遅れたのはYRさんの非ではなかったことにも気づいてしまった...が、私は何も言わなかった。

乗り込んで、さあ出発だ。走り始めて数十分後、ドライバーさんから、「すみません、首都高の入り口間違えました。このまま一周します。」と告げられる。...ハイ?(゚ー゚*)
そんなことって?? まあ、私はルートのことはわからないので任せる。もう着けばなんでもいいよw

部屋割りを行きのバス内ですると言っていたので、それ用のあみだくじを作って回す。学年別。2年生の部屋割りは、私を除いた5人を2対3に分ける。他人事なので、彼らの2日間がどうなるか大変興味深かったのだが、私が期待したような展開にはならなかった。幹事としてはホッとするが、個人としてはがっかりするw 他学年は横のつながりがしっかりしているor希薄なので、特にドラマはない。

到着まで時間がかかりそうだからBBQの本を見ながら買うものを買い物用のメモに書き出しておく。メーリスの時から若干変更を加えて、味付けがかぶらないようなメニューに構成し直し、調理手順を頭に入れる。また、BBQ用の野菜の切り方がよくわからなかったので、それも調べて頭に入れる。向こうに到着してからBBQまでの時間が短いので、素早く準備しなくてはならなかった。

そうこうしているうちに、最初のICへ。この時点で12時をまわっていたので、ここで昼食休憩とする。行程表によるとインターチェンジは全部で3回寄るはずだが...遅くね? 恐る恐るドライバーさんに、何時ごろ宿泊地に到着しそうか尋ねる。「あと200kmくらいありますからねぇ、4時か...でもスーパーにも寄るなら4時30分から5時くらいになりますかねぇ。」とのこと。ひぃぃ! BBQは18:00開催なんですが。しかもその後天体観測があって、その時間が20:00からと決まっているから、あまり開催を遅らせることもできない。それでスーパーに寄るからと、残りのICでの休憩を省略してもらう。

話をつけてから私も昼食を。ICは物価高が深刻なので、上京して学食というものを覚えて以来こんなものはブルジョワジーの食べるものだと敬遠してきたはずの“たこ焼き”がICの良心だということに気づく。近くの空いていた丸テーブルでぱくついていると、1年生が2人席を探してキョロキョロしていたので、手招きする。一瞬躊躇って、それからこっちにやってきた。そのうちの1人、航空祭君(航空祭に参加するために5月の3アマを欠席した,1M)は首都高での間違いに気づいていたようで、「あのバス明らかに反対方向に行きましたよね。」と言った。やるなっ!
更に以前は免許取り立てのドライバーがレンタカーやらトラックやらを運転していたことを伝えると、「そんなの走る棺桶じゃないですか!?」と言った。私は彼を合宿の後継者として推薦しようと心に決めた。思えば、私の長々とした下見の報告書を真っ先に読んでくれたのも彼だった。

再びバスに乗り込む。そして今度は到着が大幅に遅れそうなので、計画変更をしなくてはならなかった。向こうに到着が17:00頃になると伝え、到着後1時間でBBQの準備をしなければならないので着いたらすぐに調理場を使わせてもらえるようお願いし、更にBBQ後の天体観測は20:00~20:45なのに、入浴時間は21:00までとなっていたのを伸ばしてもらえないかどうか頼む。また食器は借りることになっていたが、BBQ→天体観測→入浴とスケジュールがきつきつになっていて、25人分の食器を洗う暇などなさそうだったので、紙皿や割り箸を使うことにして、買い物リストに追加する。

それから今度はスーパーでの各人の動きをどうするか考える。お菓子や飲み物やお酒を全員に選ばせて、BBQの買い出しと自炊の買い出しは私一人で済ませてしまうか...でもそれだと時間がかかりすぎるからどちらかは彼らに任せよう。自炊の方は何をどのくらい買うかしっかり決まっているからそのメモを彼らに渡して買ってきてもらうべきか?いや、でもそれだと具材変更ができないな。それならBBQの方を任せて、何でもいいから自分の食べるものを適当に買ってもらえばいいか。一応メモも渡して。

バスは松本市に入る。下見の時に電車で通った道を走っていたので、軽くノスタルジーに浸っていたら、突如バスが止まってドアが開く。「なんじゃ?」と思ったら、なんとドライバーが「すみませーん、デリシアっていうスーパーはどこですかぁ?」と通行人に尋ねているではないか! おい、コラ。で、Uターンしなくてはならないよう。この細い一本道でそんな...と思うが、ぶつかるのではないかと緊張が高まる車内をよそに、見事にUターンしてしまうドライバーさん。巻き起こる拍手、湧き上がる歓声。いや、おかしいだろw

無事スーパーに到着する。そして今回の私的最難所であり、最大のグダりを見せたそこでの買い出しのレポート等は後編で☆

合宿の話⑨ (天気予報をうけてのスケジュール変更と vs 学生課)

松尾です。昨日は第13回サバゲに参加してきました! 作者としてはさっそくミルフィーの勇姿を語りたいところなのですが、その前にいいかげん滞った合宿の報告を終わらせなくてはならないので、まずそちらから。終わり次第、サバゲ編に入ります。お楽しみにっ(★´∀`)ノ

ところがまだ合宿の話は当日にすら至っていない状態で、この話も直前準備の話である。無線やレジャー企画を行う上で最も深刻な問題である、当日の天候を予測するべく天気予報に踊らされる合宿幹事と学生課と戦うY長の様を描く。

天気予報を気にし始めたのは、Daily Briefing(スマホの天気予報のアプリ)で8/11が雨時々雷予報になっているのを目撃したから。私の計画では8/10にアンテナを立てて、8/11に観光・ハイキング・BBQの予定だったが、もしその天気予報が当たってしまえば、「レジャーは全中止。初日にせっかく立てたアンテナを雷が来るからと撤去する羽目に。勿論大会にも参加できない。こうして2泊3日の合宿は、東京~長野間の移動と待機と徒労に終わり、部員の不満が爆発する。その矛先は当然、私や私の作った企画に向かう。」となることは目に見えている。

うっわぁ!これはまずい。他にも3つの天気予報を見る。気象庁の予報サイト、奈川(合宿の開催地)の局所天気予報、Googleの天気予報を見る。これらを見ると8/11は雷予報どころか雨予報ですらない。杞憂なのか...?
だが、慎重派である私は当日の天候によってスケジュールを柔軟に変えられるように、天候別スケジュールを20通り程用意し、宿泊施設側に送り付け、前日の天気予報や当日の天気によりどれに従うか決めると言った。いい迷惑である。

さて、Y長の試験が終わった日の午後、共に学生課に行く..が、担当の者が今いないと返り討ち。3時にまた来ると言って、時間をつぶす。その間にY長からギリギリになった原因と思われることを聞く。日本語がおかしいとの理由で学生課に書類の再提出・書き直しをさせられていたという。「日本語とかどうでもいいじゃん。就職のエントリーシートとかならちゃんと書くし。書類はあいつの言う通りに直したから絶対通るよ。」というY長。
それを聞いて、「理科大っていい大学だなぁ。」と思う。

とは言っても、仕事が遅いっちゃあ遅い。3時になっても依然として担当者は戻ってこない。しかし担当の人の不在の原因は私たちの企画に許可を出すかどうか話し合っているからだそうなので、文句が言えない。後でまた来る。今度は担当者はいたのだけど、「奈良コンについて調べたんだけど、大会情報が出てこなかったんだよね。大会のサイトのコピーとかある?」と聞かれる。へぇ、一々そんなことまで調べるんや..怖いな。

ところがY長曰く、先日その人の机の上に提出したとのこと。担当者の人は慌てて、「もう一度探してみる。当日が迫っているからなるだけ早く許可を出す。結果はY長の携帯に連絡する。」ということを言ったので、私たちは学生課を後にする。大型バスの駐車許可が絡んでいたので、「許可が下りたら連絡ちょうだい。」という。予想外の遅れに警戒した私は、彼にしつこく「本当に大丈夫なのか?」と確認した。しかし彼は連絡などよこさなかったので、後日彼に会ったときに聞くと、「通ったよ。」と不機嫌そうに言った。しつこく聞いたせいで彼を不快にさせてしまったのかもしれない。

同時進行で、調理実験を繰り返していた。メニューは、筑前煮・炊き込みご飯・味噌汁の予定。レシピを見ると、分量は2~3人分を想定して書かれているが、3人分なのに米は3合炊くとか書いてある(ふつう一人一食半合くらいである。炊き込みご飯ならお茶碗2杯分くらいに相当する。)。そのままそれを25人分に換算すると相当量余ることになるので、実際に作ってみて1人分をどのくらいにするか考えねばならなかった。それも、他のおかずの分量も考慮しなければならないので、それらのメニューを実際に作って食べてみて、分量を調節したり、それぞれのメニューの味に統一感があるかどうか確認する。更に、近所のスーパーに筑前煮に使うレンコンが置いていないので、もしかしたら現地でも手に入らないかもしれない、また手に入ったとしても高いかもしれないと思う。だから当日スーパーに行ってみて、置いてある食材やその値段を見て、入れる具材を変更できるようにいろんなレシピを参照し、試してみる。そういった意味で何度も調理実験をする必要があった。

それでも自炊の方はまだよかった。こうして事前に実験できるから。BBQの方は、幼い頃にやったくらいで経験がほとんどなかったのに、家で実験することもできなかった。それどころかBBQがどんなものかすらよくわからない。ネットで検索してみるが、そんなに情報がない。部員に聞いてみるが、誰に聞いても「肉があればいい。」としか言ってくれない。困り果てて、区の図書館に行ってBBQの本を何冊か借りてきて読む。なんとなくイメージが湧いたが、何をどのくらい買えばいいのかまではっきりとは定まらない。大まかに考えるも、値段とか品揃えとかパックの大きさとか見て何にするか決めたかったし、道中でスーパーに立ち寄るから部員たちに食べたいものを買ってもらえばいいのではないかと思っていたので、何を何グラム...とはっきりとは定めなかった。これが後で問題となるのだが...

前々日。様子を見ていた天気がいよいよ絶望的になってくる。4つの天気予報のうち、全日晴れと予報していた気象庁・局所天気予報も8/11は雨予報に変わる。8/12は晴れ予報だが信憑性がCとなっている。Daily BriefingとGoogleによると8/10以外雨時々雷。どうやら8/10以外はずっと雨だと思ったほうがよさそうだ。雷も覚悟しておいたほうがいい。8/10は晴れる可能性が高いようなので、初日のアンテナ設置を8/11にまわして、BBQと花火を前倒しして行うことにしようと思いY長に尋ねると、OKとのこと。とりあえず8/10が雨にならない限り、その計画でいくことにし、詳細なスケジュールを送ってくれといっていた宿泊先にそれを最終案として送り、更にメーリスにも載せて流した。追記に載せておくが、実に暗い内容である。

前日。YRさんから当日のバスのドライバーの連絡先が送られてくる。ところが、「明日ドライバーが時間になっても来なかったらここに電話してください。それ以外では連絡しないでください。ルートは明日ドライバーと相談して決めてください。」と言われる。えっ、当日? スーパーに寄るということは伝わっているらしいが、不安が胸をよぎる。そしてそれは現実となる。

また、調味料や洗剤・スポンジ・ラップなどの買い出しをしておく。本当はスーパーで買う予定だったが、そんなものまで当日買っていたのでは買い出しがスムーズに終わらないし、第一100均で買ったほうが安いので、前々日・前日に買い出しをして部室に運ぶ。

前に設備のレンタルの件で、担当者に下見での段階で話した情報が伝わっていないことがわかったので、計画の細かいところについての確認をする。BBQのあと片づけが必要かどうかや、送迎してもらうシーンや、向こうに出してもらう予定の食事の確認などをする。

最後は自分の荷物の準備を済ませて、さあいよいよ明日だ。さて、どうなる???




【“合宿の話⑨ (天気予報をうけてのスケジュール変更と vs 学生課)”の続きを読む】

合宿の話⑧ (宿泊先の設備利用の確認、入構手続き)

松尾です。テスト期間に入ったので、合宿の仕事は試験終了後まで放置する。試験は8/1に終り、合宿の開始は8/10だから、直前の打ち合わせはその間にすることにして、試験試験。
あれ、ミルフィーを語りまくってなかったっけとか思った? それは気にしたら負けなんだなw

 で、試験が終る。宿泊先やYRさんとスケジュールの細かい所を確認する。大まかなスケジュールや自炊のメニューを送ったり、質問があればその都度したりとかはしていたのだが、いざ向こうに着いて借りる予定だったものが借りられなかったり、手違いがあってイベントが実施できなくなったら困るので、そういうことをした。

 向こうに、合宿を運営する上で必要になると思われる物のリストを送り、そのうち施設の備品としてあるもの、また借りられるものを尋ねる。シャンプー・バスタオル・ドライヤー・冷蔵庫・炊飯器・食器・包丁・まな板・ピーラー・洗剤・スポンジ・バケツ・チャッカー…etc。向こうのHPや下見で見せてもらった施設のかんじから大体何があるかはわかっていたが、一応確認しておく。ところがこれに対しての返答は、「食材管理費(冷蔵庫の使用代)2000円、炊飯器の使用料800円、食器は一枚10~150円、バケツは一個100円、チャッカーは一個100円…」というものだった。

 私はこれを見てびっくりしてしまった。驚くことが間違いなのだろうか。寧ろあんなリストを送りつけられた方が驚いているくらいかもしれない。だけどこの時の私はこれを見て、カッとなって向こうに感情的なメールを送ってしまう。

「世の中金ってことですか。….もう部員から参加費を徴収してしまったので、後から言われた費用は全部私の負担となります。個人的には大変腹立たしいのですが、そちらの、施設にあるものは何でも提供しますというというお言葉を都合のいいように解釈して確認を怠ったのはこちらの非ですから、それは仕様が無いと思っています….」

 後日向こうから電話があり、厨房にある器具等は無償で使わせてもらえることになった。

ところが向こうの声を聞いた瞬間に、私は自分が早とちりしていたことを知る。女性の声だったのだ。下見のとき私たちの応対をしてくれた案内人と支配人はどちらも男性であった。後でメールの確認をしてみると、例の返事を送ってきたのはそれまでにやりとりしていたメールの差出人と違っていた。電話に出た女性は、恐らく旅行中の私たちの担当になった人で、支配人が私にそのように言っていたことを知らなかったのだろう。

私は最初あのメールを見たとき、下見に来た私たちに愛想よくして都合のいいことを散々並べておいて、この時は既に契約が成立してそれを破棄するとキャンセル料が発生する段階になっていたから、向こうはそれを見計らって掌を返したのだと思った。私は今回の企画を進める中で、向こうの利益のことも考えてきたつもりだ。夕食を自炊したりするのは向こうの利益を減らすように見えても、そうすることで参加費を減らして、また向こうには煩わしく思われても、細かく打ち合わせをして企画をよりよいものにすることで、参加者を増やし来年度以降この地で行うことが定着すれば、向こうにとって利益になるはずだ。だからそれを実現するために、私は最善を尽くすから、向こうにも損害が出ない程度に設備の提供をしてもらいたいと思っていた。なのに、向こうは目先の小さな利益を追求して、そういったマクロ的な利益に目を向けずに、食器一枚何円とか言う。私は向こうがそんなこともわからないのに腹が立ってしょうがなかった。

ところがすべて私の勝手な思い込みであったことがわかり、要求は通ったものの、なんであんな軽率な真似をしてしまったんだ、と後悔する。私がいくら向こうの利益を考えているつもりでも、私はそれをきちんと説明しなかったので、向こうからしたら勝手な要求ばかりする客と映って然るべきであった。確かにこちらは客側ではある。しかしこういった形で向こうに譲歩させてしまった以上、確実に向こうの気を害したにちがいないので、私はそれ以降、向こうに対して礼を尽くすようにした。

食器や調理器具、冷蔵庫は実は部室の倉庫にFD用のものがあったので、こちらから持っていくこともできなくはなかった。ただ、この時点でまだ入構許可がでていなかったため、なるだけそれらを持って行かずに済ませたかった。

今回大学閉鎖の時期が8/10~8/19で、これだと合宿の初日も最終日も部室が閉まっていてアンテナ等の荷物を搬入・搬出することができない。だから、前もって入構手続きをして、この期間中に部室に入れるよう申請する必要があって、それはY2人がやってくれるというので任せていた。当日の一週間くらい前になって、合宿長から「入構手続きはちゃんとしてるの?」というメールが来たので、一応彼らに確認してみると…え、まだ出来てない?

 7月初旬に彼らが「合宿・試合届」と参加者の連絡先と入構手続きの紙を学生課に提出しに行っているのを見ていたので、どうしてまだなのかと思う。聞くと、どうも学生課からの音沙汰がないらしい。一週間前だろ? 一月前に出したんだろ? 先輩たちが「学生課マジくそ」と言っていたのを思い出す。 え、ほんとに? とりあえず彼らの試験が終了し次第、一緒に学生課にのり込むことにする。

 これもし許可がおりなかったらどうしようかと考える。部室が開くまでどこかにアンテナや無線機を預けるか、持って行くアンテナを1つにしてそれはY2人に持って帰ってもらうか…。まあ私の役職は合宿なので、そうなったら彼らにどうにかしてもらうとして、入構手続きが取れないとなると部室から調理器具等を向こうに運ぶというのは後々面倒になるかもしれない。実際に倉庫から引っ張り出して必要なものをまとめてみたが、結構な量であった。それに皿は25人分もない。有料でもいいから借りた方がいいかぁと諦めていた時、向こうから無料提供の申し出があったのである。

合宿の話⑦ (合宿の参加費・不参加費のこと)

松尾です。下見の報告が完了してからというものすっかり気が抜けてしまって、みらい研明けまで合宿の仕事はほとんどしていなかった。ミルフィーの設計・試作をしていたのがこのあたりである。その間にした仕事といえばYRさんから送られてきた振込用紙に書かれていた口座あてに旅行の予約金3万円を振り込むことくらいであった。

みらい研が終ったあたりで、はやく正確な参加費を公表しろという催促が来る。5月の初めには1万5000~2万円程度かかるということを伝えていたので、もっとギリギリになってから言ってもいいかな?と思っていたのだが。ギリギリまで待ちたかったのは、予定が入るかもしれないからという理由で参加するかどうか決めかねている人がいたから。それに宿泊先から後になって追加で請求される可能性があったから。向こうからガソリン代やBBQの網代を別途請求する旨の連絡が来たことがきっかけで、警戒し始めた。参加費を割り出すためには参加人数と必要経費が明確でなくてはならないのだが、この段階ではまだどちらもはっきりとはわかっていなかった。不明確なまま参加費を割り出して、赤字が出たら嫌だなぁと思う。でも、早く参加費を出してもらわないと急に言われてもお金の用意ができないと言われるから不可抗力。

なので来週の部会時までに、「部室のドア前に表を貼っておくからそれに出席なら○を欠席なら×をつけておいてほしい。それをもとに次々回の部会までには正確な参加費を出す。」と言い、更にメーリスをまわす。まあ告知してすぐ出欠を表明してくれる人などほとんどいなかったので、しつこく何度も何度もメーリスをまわし、まだ表明していない人間を部室でみかけたらとっ捕まえてチェックさせる。1,2年は全員参加とメーリスに書いておいたら本当に全員集まった。どうせなら1~3年は全員参加って書いておけばよかったかな(笑)。


予算は、YRさんから請求された旅行代、下見にかかった費用、予約金、宿泊先から別途請求される費用、自炊・花火・お菓子や飲み物代から成る。そのうち旅行代は参加人数による。自炊等代は仮に3万円(てか、3万円で収めてみせる)として、Excelで予算表を作ってみる。人数の値を打ち込めば、総額と参加費が割り出せるという風にした。それに様々な人数を代入していく。全員参加(33人)の場合、30人の場合、25人、20人、15人、10人…。これをやってみて、なぜか参加人数が減るほど参加費が減少することに気づく。ふつう参加人数が増えれば増えるほど一人当たりの参加費が減るものだと思うのだが。そしてそういう思いで、部員に合宿への参加を促してきたのだが。

あ、不参加費をとるからか、と気づく。今までFDでは不参加費を取っておらず、参加する人間だけが費用を負担していたわけだが、FDはきつい行事なのでそれでは不公平だと思ったのと、あと不参加者を減らす目的で不参加費を導入してみることにした。不参加費の着想はコンパからである。額はとりあえず1万円としたのだが、これが原因だったよう。
試しに不参加費を変更してみる。それで参加人数が何人であっても参加費が変動しない値を探してみると、大体8000円~8500円の間くらい。不参加費が8000円以下なら参加者が増えれば増えるほど参加費が減少するのだが、8500円を超えたあたりから、それが逆転し始めるのである。

 なんで8000~8500円の間にその境界線があるのかなぁと思い、参加者によって変動する額である旅行費を詳しくみていく。すると宿泊代は1人1万500円で、これは参加人数に因らない費用なので、参加者が増えても下がらない。参加者が増えると下がるのは宿泊費以外の費用、たとえばバス代のように一台あたりの値段として請求されるものである。これらの金額の合計が27万くらいで、それを総部員数で割るとちょうどそのくらいの値になる。

これは不参加費1万円というのは取りすぎであるということを意味する。不参加者がでることで参加者の負担が増えることを防ぐには8500円もとれば十分であるということ。それ以上とると、境界線を上回った分の不参加費は、参加者一人当たりの宿泊代の負担減にあてられることになり、結果として参加費が減少することとなる。

この結論に至って、「うわ、もっと不参加費はきちんと考えて決めればよかったな…」と思う。不参加費をいくらとるか、そもそも取るべきかどうかは総会にかけた方がよさそうだな。でもまあ、今回はもう1万円って言っちゃったからそれでいっか。それでも良心の呵責から、一応この旨をメーリスで流しておく。誰も不参加費を減額しろとは言わなかった(払いたくないとは言われたがw)から、いっかと思う。てか、私はメーリスも長々と打つ人なので、たぶんみんなそのあたりの記述を読み飛ばしたんだろうなと思う。そしてこの再録も…(ry

まあ、知らん。ところで、出欠の方は一週間後の部会終了時までに大体わかったけど、3,4年の滅多に部会に来ない先輩たちの出欠がどうしてもわからなかったので、彼らとコンタクトをとれる先輩たちに頼んで聞いてもらうも、不参加とのこと。

結局、参加者は25名。去年の倍以上。そのうち半分が新入生である。合宿の参加者を増やすべく、新歓の時期に部室に頻繁に顔を出して彼らとメカドッグを作った甲斐があったというもの(笑)。

25名以上参加なら参加費は2万円と告知していたので、参加費は2万円と定めた。試算では25名だと1人当たり1万8900円だったので少し多めだが、もっくからの追加請求や事故対応があるかもし、第一キリが悪いので2万円ということに。この時、6月末。参加・不参加費の支払いの締め切りは7/10までとする。企業への旅行代の支払いは、7/10までに大型バスの代金、7/28までに残り全額を支払うということになっていたので、7/10を期限にした。それにあまり遅くなると試験期間に入って回収できなくなるし。

そして参加費が中々回収できなくて苦労する。2万は高すぎるとか、7/10までに払うの無理とか言いたい放題である。そりゃあ参加費割り出すのが遅くなったのはこっちが悪かったが、「合宿費が2万くらいかかることは5月の段階から言ってたんだから用意しておけよ、無いなら働け!」と言いたくなる。

それだけでなく、不参加費の支払いを渋る先輩がいるではないか。「なんで不参加費払わなきゃいけないの? 参加者から2万5000円とればいいじゃん。今まで合宿の参加費は2万5000円だったんだから。」などと言う。だったら5月に不参加費の導入を提案した時点で言えよ、ていうか…部長だろ? 仕方ないので、「そんなに嫌なら今週中に抗議文を提出しろ。それも次世代にとって建設的な内容の。それがもっともな主張だったら払わなくていい。」と伝える。が、それすら送ってこない。なのに払わない。恥ずかしくないのかなぁと思うが、まあ…恥ずかしくないんだろうなぁ。

 でもその後この言葉がひっかかって、なんで参加者が払えばいいなんて彼は言ったのだろうかとしばし考えた。それで気づいた。あ、そうか。私はFDはきつい企画だから参加者にばかり負担を強いてはいけないと思って、費用の負担を不参加者にもさせることで参加費を下げたり、ちょっとでも楽しんでもらおうとレジャー企画を充実させようとしていたけど、そうしたことでそれらの前提条件だった“FDはきつい”は崩壊してしまっていたのか。その気づきは、皮肉にも私が自分の企画に対して自信をもつきっかけとなった。一方で「それなら不参加費という手段に依らなくてもよかったな」と思い、私の中での不参加費は正当だという信念が揺らぎ始める。気取られはしなかったか、でも今年は取らないと赤字になってしまうんだ。

 また、不参加費に関して、幽霊部員の存在という頭の痛い問題が。総部員数33名の落とし穴。実際に名簿を見ると、今年に入って一度も来た事ない(というか面識すらない)メンバーが含まれている。げっ、と思うが、その名簿には遅れて入ってきた新入生が含まれていなかったので、幸い±0になってホッとする。危うくいきなり赤字を出すところだった。

それで全額集められさえすれば、私が負担していた下見代・予約金が返ってくることは保証されたわけだ。だがもし集められなければ5万くらい自己負担を出す羽目になるという状況。ただ、幽霊部員は排除したが、4年になって部に来なくなった先輩たちから不参加費を回収できる気がしない。一応、来ている先輩に頼んではみるが、内心諦めていた。

ところが….払ってくれた。それどころか、わざわざ不参加費を払うために部室まで来てくれたり、メールで払うから都合のいい日を教えてと申し出てくれたり、更に未払いの部員に払うよう呼びかけてくれたり。ありがとうございます!

こうして(部長以外は)合宿までに全員全額払ってくれたのであった♪

合宿の話⑥ (下見をうけての計画変更)

松尾です。下見が終わってから数日後、YRさんから連絡があり、もう一度会って打ち合わせをしたいとのこと。

宿泊館への変更が受理されたらしい。私たちと同日に宿泊館に仮予約をいれていたという他団体はログキャビンと替わることにOKしてくれたそう。でもその他団体が入るかどうかはまだわからないそうなので、それは判明し次第報告してもらうことに。厨房のことや発電機のことがあるのでそれは結構重要な問題であった。

 最終日の到着時間がどのくらいになるか尋ねる。この間の下見の時のことを話す。最終日はお盆の直前なので遅れは1時間より多いだろうかと尋ねる。それに対して、「東京→長野は渋滞するでしょうけど、長野→東京はお盆前だと逆に空いている可能性もありますよね。」との返答。なるほど。確かに上りはお盆といえども特別渋滞せず、普通の日曜日くらいの混み具合かもしれない。日曜は学校は20:30までしか開いていないので、遅れるとYの荷物を構内に戻せなくなってしまう。

去年FDのスケジュール表を見て、なんで大会の終わった日にすぐに帰らずにコロナで一泊するのだろうと思っていたが、どうもそれを防ぐためにそうしていたらしい。それで今回の合宿+奈良コン企画も3泊4日にすることも考えたが、今回は人力で山から荷物を下ろすわけではないし、参加するのは奈良コンで、FDより使うアンテナも少ない上、一度に使う周波数帯は1つだけなので、使い終わったものから順に片付けていけば2時前には出発できるだろうと思う。2時前に出発すれば20:00までにはまず間に合うだろう。荷物の運搬も、4つの周波数帯のアンテナと電源装置・無線機くらいの荷物を運び入れるだけなので、30分程度でできるはずだ。さらに1日延ばすとなると避ける予定だったお盆にかかることになるので、極力延長はしない方向でいきたい。そういったわけで3泊にはしないことにした。

更に、下見の報告をしたり、バスの車種を決めたりする。バスは大型にすべきか中型にすべきかも悩ましかった。大型は45席で、中型は28席。参加人数がこの段階ではまだ確定していなかったので、中型では席が足りない可能性があるなぁと思う(部員は全33名であった)。それにYの荷物を積まなければならないが、バスの荷物入れにどのくらいの量が積めるのかわからないので、大型にしておくと安心かなとも思う。値段も1万円くらいしか違わないし。そういうわけで一応大型をセレクト。

また、バスにはカラオケ機が付いているが、それについても尋ねる。最初に部室前のドアに貼った企画書にバスにはカラオケが付いてることを書き、そしてそれをバスを利用するメリット(?)に含めたのだが、それに対して、「バスのカラオケ機に入っている曲なんて演歌くらいしかないんじゃないの?」と言われたためである。ipodやスマホとつないで曲を流すこともできるようだが、一応最新機種が乗っているバスを頼んでおくとYRさん。でも普通、行きはカラオケをするが、帰りは疲れて皆寝るとのことだったので、行きだけ最新機種にしてもらっていた。が、当日なぜか帰りだけカラオケをするという謎事態に。意味なかったw

 最新の予算や行程表を貰う。行程表をみるとBBQが夕食になっている。YRさんは昼食は松本市でとるものだと思っていたらしい。私は「ハイキング→BBQ→松本市観光」のつもりだったのだが、そう言われてみるとその方がよい気がしたのでYRさん案を採用。私の前案ではあまりにスケジュールが過密で自分自身もそれが気になっていたので、いい感じに改善されたと思う。2日目の昼食にBBQを入れるのはさすがに無理があった。

 まあ、YRさんとの打ち合わせはそのようなところである。それで下見や打ち合わせをうけて、スケジュールを再編し、また他部員向けの下見の報告文書なるものを作成する。新入生を下見に連れて行かなかったので、彼らの来年を思って詳細に書いたが、不評である。長すぎて何が言いたいのかわからないと仰る。別に私はその文書で何らかの主張がしたかったわけでなく、ただ自分の得た情報をなるだけ開示して、それをもとに彼らに意見してもらおうという意図の下書いただけなので、「要するに何?」などと言われても困ってしまう(笑)。ただの情報提供にすぎない。

 その情報をもとに次の部会で、宿泊館にするかキャンプ場にするか選んでもらうことになる(もっともキャンプ場になると完全に企画崩壊するので、文書中では紹介はしているもののあまりプッシュはしていなかったが)ので、これが思い通りに行くかが気掛かりであった。ところが部会時に「キャンプ場という案もあるんですが…?」と問いかけたところ、「キャンプはもういいよ」と即答される。あれ?てっきり先輩たちはキャンプ推しだと思ってたのにw あ、でもよかった。こうして合体企画の首の皮がつながったのであった。めでたし、めでたし。

ちなみに変更後のスケジュールは以下の通りである。

宿泊地:宿泊館   無線:宿泊館前の駐車場

  1日目:出発→アンテナ立て→夕食(自炊)→天体観測→就寝
  2日目:起床→朝食→松本市観光(昼食はここで各自とる)→ハイキング
→BBQ→奈良コン(待っている人は花火)→就寝
  3日目:起床→朝食→奈良コン(途中で昼食)→片づけ→ ・・・→解散

合宿の話⑤ (下見後編)

松尾です。またしても下見の続編。

施設内をざっと案内された後、支配人と打ち合わせがあることを告げられる。そして本館入り口のテーブルで支配人と向かい合う。気難しそうなじいさんであった。一瞬、怯む。向こうが開口一番に「ここでは無線ができないかもしれない、という話をYR(今回契約した旅行代理店)さんから聞いたんですが…」と言ったものだから、さらに。ははぁ、どうやら私が他の候補地を送ってほしいとYRさんに頼んだのが、むこうにしっかり伝わっていたらしい、と思う。

 「無線ができるかどうかは正直なところやってみないとわかりません。だから、来年以降どうするかはまだ定かでないのですが、とりあえず今年はここで実施する予定です。」と伝える。明らかにホッとする相手サイド。そこから話は進んでいく。

駐車場に無線のアンテナを立てること、本館脇の電源の使用、発電機の騒音、ログキャビンから宿泊館への変更希望を向こうに伝える。これらには了承が出た。宿泊館の件は他団体との相談が必要なので、後日返事をするとのこと。

キャンプ場の方は管理者が違うということも聞いた。キャンプ場に宿泊する場合、向こうは特に送迎はしてくれないそう。足が無い団体客は、交通機関がないところは、もっくさんのバスで送迎してもらえるそうなのだが、キャンプ場だとそれがないのでキャンプ中は移動をしないか、レンタカーを借りるかしなければならない。レンタカーは現地で借りることはできず、一番近くても松本市からしか借りれないので、移動が必要ならはじめからレンタカーで来ねばならない。しかし、キャンプ場に入浴施設がない以上移動は必ずしなくてはならないから、企業の送迎バスを頼むという選択肢は消え(企業の送迎バスは私たちの滞在中ずっと現地にいるわけではないため)、ルート確認のためまた下見をやり直さねばならないことが発覚。これは絶対にこの案を潰してしまわねばならない、と確信する。

また、厨房の使用希望を伝えて、中を少し見せてもらう。巨大な冷蔵庫、大型炊飯器、食器棚などがある。「もし他団体が来なければ、自由に使ってもらって構いません。いても、BBQハウスの裏を改造して調理できるようにします。」と言われた。それならなんとか自炊もできそうだなと思う。

ハイキングコースの候補が他にないかも聞いてみる。すると野麦峠を薦められる。資料を貰う。「ああ、野麦峠」の記念碑なんかもあるらしい。女工さんの話だっけ? いくら景色がきれいでも、道路をひたすら歩くだけでは何時間ももたないだろうから、そういう風な目的地があった方がいいだろうと思い、そちらに変更することに。

そういった感じで向こうと話をつけた。私たちは数々の身勝手な要求をしたが、支配人さんは「お客さんの要望にはできるだけ添いたいと思っているので、こちらで提供できるものはなんでも提供します。」と言って下さった。なんて親切なのだろうと思った。その言葉が原因で、後々向こうと対立することになるとはこの時は思いもしなかった。

予定の時間になったので、向こうは私たちを新島々まで送り届けてくれた。松本に着いてからも高速バスに乗るまで結構時間が合ったので、もっと前のバスが空いていたらそれに変更しようかと話す。ところが全部満席で変更できない。キャンセル待ちしてもよいが2席空く保証はないのに、ずっとバスターミナルで待っているのも馬鹿馬鹿しいので諦めて、今度はY長を伴って松本城まで行く。

お土産を買ったりする機会もここくらいなので、お土産屋も探しておく。途中で買出しの必要もあるかもしれないからスーパーも探して、品揃えや物価を見ておく。なわて通りの商店街にも寄ってみる。早朝とは違い店も開いているので、どんなものがあるかも見る。朝にはいかなかったところにも足を伸ばす。本市の観光をどういう風に企画しようか決めかねていたので、いろいろ見ておこうとした。

松本名物だという蕎麦を食べて、バスに乗る。15:20発。スケジュールを立てる上で、帰りの時間が何時になるかというのはかなり重要だったので、どのくらいで着くか参考にしようと思った。ところが、渋滞に巻き込まれて中々進まない。乗客の1人が電話上で、「日曜だから上りは混むのよねぇ。」と言っていた。そうなのか。今回の企画の最終日も日曜なので、渋滞は考慮しなければなと思う。

到着時間は18:32のはずだったが、それより一時間程度遅れて19:40分頃新宿に到着した。それをうけて、順調に行けば新宿~松本間は3時間。九段~もっく間なら4時間程度だろう。渋滞での遅れは1時間くらい、と見込む。以上が下見の話である。ここでの情報と、この後のYRさんとの再度の打ち合わせをもとに企画を立て直していく。

合宿の話④ (下見中編)

松尾です。下見の話の続編。

「着きましたよ」と言われて降りてみると、辺りはキャンプ場である。簡単にそのあたりの土地の紹介をしてもらう。正面に見える山の頂上が天文台だそうで、再び車に乗って山道を上る。それがものすごい崖道で、「え、これ運転するの怖くないんですか?」と聞くと、「いや、運転するのは別に平気なんですけどねぇ。」とのこと。なんだ、怖いのは乗ってる方だけなのかw

崖道を5分ほど登ると頂上に着く。その天文台というのが、あれ、ここで無線出来るんじゃね?という感じの所。別に無線するつもりで見学希望だしたわけではなく、天体観測で行く予定だったから見せてもらったのだけれども。しかしその天文台、2階構成で、1階は扉付きの部屋、2階は屋上のようになっていて、雨が降っても待避できる上、避雷針までついている。天文台の前には草地がある。無線やって下さいと言わんばかりの理想的な天文台がここに。

ただ、天文台周辺が高山に囲まれているのが若干気になりはする。実は、下見に行く前に、今回長野で合宿+奈良コンを開催することを聞いたOBから、「いくら標高が高くても、長野は周囲が山で囲まれているから電波が届かないんじゃないの?」と言われていたのである。それを聞いて、慌てて代理店の人にお願いして他の候補地も探してもらったが、全部長野。一応それらの候補も調べてみるが、標高が低くなるだけで事態は悪化するだけに思えたのでそのままもっくの下見に行くことにした。

Y長が「ここで無線して、すぐ下のキャンプ場を使えばいつものFDみたいにもできるよね…。」とか言う。私は合宿担当なので、それをされると大変都合が悪い。「このことは黙ってようぜ。」と囁くが、彼は真面目なので「みんなにちゃんと告知すべきだ」などど抜かす。これ言ったら先輩たちはそこでやれっていうだろう。冗談じゃない。せっかくここまで計画立てたのに、「合宿は合宿で立て直せ」、ないしは「夏合宿は中止にすれば」とでも?

途中、事前に向こうにハイキングコースとしてよさそうなところを案内してくれと頼んでいたのだが、それを受けて向こうが選んだというコースを通ってくれた。が、景色も道も単調でそんなに楽しそうな感じではなかったので、これは変更の必要があると思う。

次にフォレストフィールドに連れて行ってもらうも、そこは平地でなく段々畑のような地形だった上に、木が点在していて、無線ができそうな感じではなく、しかも宿泊施設から車で5分程度かかる位置にあった。これはちょっと….という空気。キャンプ案が濃厚になり始める私とY長の会話を聞いていた案内係の人が「まずいな」という顔をする。私たちがキャンプ場を使う場合、彼らは土地の使用料しか利益が出なくなるらしいのだ。

それで案内係の人は車内で宿泊館の前の駐車場をプッシュする。駐車場?と思うが、実際に見てみるといい感じだった。それなりに広さがあり、車もほとんど停まっていない。隣にある本館のわきになぜか延長コード付の電源があるので、他の宿泊客がいて騒音が迷惑になるようだったら発電機の代わりに電源を使えばいい。

今回はFDでなく奈良コンなので、発電機を使うメリットはそんなにない。来年のために1年生に引継ぎの一環として使おうかと検討していただけである。FDでは、移動運用や、電源で無く発電機や電池を用いて参加することが加点の対象となるが、別に奈良コンではそういうことはない。それでいて発電機を用いると、他の宿泊客がいたら騒音が問題になるかもしれない、レンタカーを使わないので発電機を借りてきても校舎まで運ぶ手段がない、使えなかったとしてもレンタル料はかかる等、明らかなデメリットがあり、ギリギリまで発電機をどうするか迷った。結局、今回発電機は用いないことにした。以上の理由で、である。

駐車場を見て、「これなら」と思う。駐車場の目の前にある宿泊館を見て、予定には無かったが、駐車場で無線をするならここに宿泊できたらいいなと突如思いつき見学させてもらう。2人部屋が15室。1室ごとに洗面台・トイレ・ベッド・バルコニー・テレビがついている。私たちが使うことになっていたログキャビンの方も見せてもらったが、ログキャビンは5人収容で、1棟1棟が離れた所にあったので、宿泊館の方が1つ1つの部屋は小さいものの、夜間に部屋と部屋の行き来がしやすくていいかなとも思った。値段はどっちでも同じだという。「こっちに変えられませんか?」と聞く。ただ、宿泊館には既に仮予約が入っているという話を聞いた。そこの団体が仮予約を取り下げたら変更してくれるとのことであった。

もう一つ、気になっていたのは自炊をする場所がないこと。ログキャビンにはミニキッチンが付いていたけど、何十人分の料理をできそうな設備ではない。今回企画を立てるにあたって、先輩から「FDにはみんなの結束を強める意味もあったことを忘れないでほしい」と言われていたので、何か共同作業を入れようとして、自炊を企画の中に取り入れていた。最終的に自炊は、共同作業のためで無く、合宿費の削減のため(向こうに出してもらうと夕食費は1人1000円、BBQの食材は1人2600円かかると聞いた)ということになっていくのだが、調理できる場所がないとなるとそれもできなくなるので、本館の厨房を借りることはできないか聞いてみる。すると案内の人は、支配人に聞いてくれと言った。

支配人と対面する…

合宿の話③ (下見前編)

松尾です。下見の話。

はじめはレンタカーを借りてみんなで行く予定であった。動き始めたのが4月半ばで企画が通ったのが4月末。下見は去年のように5月の末に行けばいいから、GW明けに2年で話し合って下見のスケジュールを立てればいいなとか思っていた。ところがGW中にY長に聞くと、5月は総会・3アマ試験・Y長の大会などで既にうまっていて、GW直後の5/13(日)を逃すと次はみらい研明け(6/17)になることが判明。究極の選択。5/13だと下見は準備不足のまま行わねばならないし、第一そんなに急に告知してドライバーが集まるとも思えない。でも6/17では明らかに遅すぎる…。

そこで代理店の人に相談して送迎を依頼してみる。今回は例年のFDの下見とは違い、当日はバス送迎にする予定で、下見もルート確認でなくアンテナを立てる場所としてふさわしいかどうか見るのが目的であったので、企業に送迎を依頼してもよいだろうと思った。依然打ち合わせしたときに、下見に行かれるなら送迎をつけましょうか?と言われていたのを思い出したのだ。

このとき私は勘違いしていたのだが、この送迎と言うのは長野県の新島々駅からでそこまでは自力で来いとのことだった。そして送られてくる交通機関の時刻表と料金表。一人往復で交通費が7310円もかかる。これだとみんなで行くのは無理だな。それに、そもそも高速バスとか乗ったことがなく、怖気づく私。無理、むりぃ―。なんで私がこんなことしなきゃいけないの?とか思う。しかし運転はなおさら自信がないため、高速バスの方がまだマシのようにも思える。

結局下見は5/13に断行。女は度胸。先輩たちから袋叩きにされるのは覚悟で、一週間前に急遽開かれた部会時に告知する。新島々までは交通機関で行き、そこからはむこうに送迎してもらう。その交通費が一人約7000円と高いので、私とY長だけで行くことにしたことを伝える。そしてその夜メーリスを流す。「どうせどこかで計画を立て始めるのが遅かったしわ寄せを出さねばならないなら、それはせめて本番でなく下見であるべきだと思ったのです。」とかなんとか書いた。何も言われなかったので一先ずホッとする。。

さて下見だ。プレゼン・レポートがなぜかこの週に集中していて目が回りそうになる。なんだか知らないが、やらなきゃならないことというのは一挙に押し寄せるものらしい。この週を乗り切ると7月のテスト期間までは楽になると自分に言い聞かせて、乗り切る。

下見のスケジュールは、20:20発の高速バスで松本に向かう。23:32到着予定。現地にある飲食店で朝を待って、上高地線に乗って新島々駅に行ってもっくの迎えの人と合流。3時間程下見をして、東京に戻る。到着予定は18:32である。

ネットで高速バスのチケットの予約をしておき、下見当日に新宿バスセンターでチケットを購入してバスに乗る。GW明けなのに、バスも一時間おきくらいで出ているのに、満席になっていて驚く。松本行きにこんなにニーズがあるという衝撃。Y長がバス内で始終ゲームをしているのを見て羨ましく思う。私は車酔いするから、車内では景色見るしかできないのだけれども。

松本駅に到着する。目の前にマックがあったので入って、そこで仮眠を取ろうとする。去年の下見のときデニーズで朝まで仮眠を取ったみたいに。が、ふと壁にかかっていたポスターを見ると、「店内での睡眠はご遠慮ください」と書いてあるではないか。腹立たしい。

朝5時になって、私は松本市の観光に行ってくる。7時台の電車に乗る予定なので、それまで時間があった。松本城まで歩いてみることに。Y長は、「俺は松本市はどうでもいいから駅で寝てる」と言って去っていった。付き合いが悪い。

松本駅から松本城までは徒歩15分くらいである。松本城に入ろうと思うが、入場料600円取られる割に、現在工事中とのことで城の下半分が白い幕で覆われている状況。第一、朝5時ではまだ開いていない。つまらない。帰りになわて通りという商店街を覗いたり、資料を見て狙っていた時計博物館を見に行くが、やはり開いていないし、時計博物館の方は入場料がかかることも判明。じゃあ本番で行くしかないな、と思う。

ざっと見終えて松本駅に戻るもまだ1時間ちょっとしか経っていない。だが、さすがに5月上旬の早朝は寒くてこれ以上下見する気にはならず、駅の待合室に行く。まあそうでなくても、松本市観光は頑張っても3時間だなと思う。

1時間ほど時間を潰し、松本電鉄上高地線に乗って新島々へ。片道680円もするのが納得いかなかったが、人生初のボタン開閉式のドア付の電車を見て、そんな気持ちは途端にふっとぶ。更に更に、無人駅・乗車賃箱の存在で寧ろテンションがあがる。そうこうしているうちに新島々に着く。所要時間約30分。

待ち合わせしていた向こうの迎えの車を探してキョロキョロしていると、「松尾さんですか?」と声を掛けてきた人がいた。その人が用意したワゴンに乗り込む。車内で、「これから事前に下見したいと希望されていた所を回って行きます。ログキャビンとフォレストフィールド、天文台、宿泊館に行きます。最初に天文台からご案内しますね。」と説明される。

大きなダムを2つ通り、長いトンネルをいくつか通って、最初の目的地、天文台へ。

合宿の話② (場所選定)

松尾です。場所選定の話。我が部でここ数年依頼している旅行代理店の人が、2回目に理科大に来たときに、無線が出来そうな場所を調べていくつか候補を持って来てくれた。その中の1つが今回実際に合宿を行った場所であったのだが、そこの資料を見た瞬間に「ここだ!」と思った。長野県の上高地にあって、標高は巣雲山の倍以上、トイレ・お風呂・寝具・ミニキッチン付のログキャビン5棟を貸し切れ、近くにあるフォレストフィールドという広場で無線をする許可も取ってあるという。代理店の人もここが一番よいだろうと言っていた。とりあえずこの場所で企画を作って他の部員の意見を聞いてみることにした。

まあ、その時点で私の心はほぼ決まっていたのだが、旅行代理店の人は他にも何人もやってきたので、一応他の人にも候補地を探してもらうように言う。その際、後で面倒にならないように既に本命がいることは伝えておく。すると大体、それでもいいからうちのも見てくださいと言ってくるw そんな彼らにYから聞いた無線適正地としての条件を提示。

1.地元ローカル局やアマチュア無線のアンテナが近くにない場所
2.標高が高く、開けている
3. アンテナを立てても交通の妨げにならない
4.発電機の騒音があっても近所や一緒に宿泊している他団体に迷惑がかからないか、発電機に代わる電力を供給できるような場所である

こんなかんじ。これに当てはまるようなところを探してもらったわけだが、結論を言えば、本命のほかに3社来たうちの、1社からは散々期限を延ばした挙句みつかりませんでしたと謝罪メールが届き、残りの2社はそもそも私とスケジュールが合わず一度も会うことなく終わったため、実質本命の代理店以外はあってないようなものであった。体たらくなっ! こうして本命代理店の実力を知った私は、そこに依頼することに決めたのであった。

それで、本命代理店から宿泊地の資料を貰った週の部会終了後、2年生以上を集めてその資料を見てもらう。以前、合体すべきかどうかについての考察を部室のドアに貼った際に先輩たちから受けた批判を思うと、通すのに相当な苦戦を強いられるだろうなと覚悟していた。

その考察の書かれた紙に、先輩たちに、合宿とFDを合体させるべきかどうかについての意見を、議題を部会に掛ける前にメールに書いて送ってほしいと頼んだが、2人しか返事をくれなかった。新一年生が多く来ていて、自己紹介や活動紹介、勉強会で部会がただでさえ長引く時期であったので、事前に意見をまとめておいてスムーズに議論を進めたかったのでそういう依頼をした。それに、文書で意見を書いてもらえば、口頭で言わせた時のように感情論に終始するのでなく、自分の中で考えをきちんとまとめてくれるのではないかと思った。

まあそれは甘い考えだった。彼らは依頼したような正式な意見などせず、口頭でただ批判するだけであった。その批判というのも「前例がない、FDは伝統」の一辺倒でそれ以上の考察はなさそうだった。私の持つ情報や意見はすべて文書化して開示したが、彼らはそれをろくに読みもしないで、適当に批判する。そのくせなぜ部会で意見を求めないのかとうるさい。しかし部会にかけてしまうと、決議できなかったら企画を先に進められなくなる。私はそのような意見のために企画を反古にするのは嫌だなという気持ちになっていった。企画を考えるうちに私はどんどんそれに入れ込んでいって、なんとでも通したくなった。泣き落とし上等(笑)。

ところが意外なことに、資料をみた先輩の一人の「え、こんないい所あるの!?」という鶴の一声で、あっさりこの場所でやることに決まってしまったのだ! それで以後FDと合宿は合体、場所はその資料に載っていた場所であるウッディ・もっくで、ということで話が進み始めた。

…戦闘シーンを期待されていた方、すみませんでした(笑)。

さて、企画の方は代理店の人と打ち合わせをしながら決める。合宿と合体するわけだから、合宿としての体裁がとれるようにもしなくてはいけない。前回は富士急にいったわけだが、そういうレジャー要素を取り入れなくてはならない。長野の山の上だからなぁと思うと頭が痛い。そば作り体験か温泉か松本市観光かハイキングか天体観測…まあ、その程度しかない。とりあえず、ハイキングと松本市観光と天体観測を選択。下見のときにそれで成立するかどうか確かめに行かないとな。あと、もっくにはBBQハウスがあるから、BBQも出来るな。花火もできたらやりたい。

またテスト期間を調べると今年は7/24~8/6で、FDは8/4,5なので、今年はFDがテスト期間とかぶることがわかった。以前にもそういう年があったらしく、その時はFDの一週間後に開催される奈良コンに参加したらしい。ところが、去年も天候不良でFDに参加していなかったので、テスト期間とかぶったからと言ってあっさり今年もFDを断念してよいものかと思う。そこで合体の意見を問うた時、FDと奈良コンのどちらに参加すべきかについても意見を求めた。まあY担当の二人は共に2Mで、2Mは毎年最終日に試験が入るので、既に彼ら抜きでやらなくてはならないこともわかっていたし、テスト期間とかぶっているならFDでなく奈良コンに出るべきだろうという意見に対する異論もでなかったので、奈良コンの方に参加することに決めた。

なので、奈良コンの開催日8/11,12を含むように日程を定める。お盆は帰省したいという人が多かったためお盆にかからないような日程に、またレジャーがそんなに充実していないことから日数もFDのように5日間かけるのではなく、従来の合宿のように2泊3日にして、開催日は8/10~8/12ということにした。 

以下は大まかなスケジュール。

宿泊地:ログキャビン 無線:フォレストフィールド
1日目:出発→アンテナ立て→夕食(自炊)→天体観測、花火→就寝
2日目:起床→朝食→ハイキング→BBQ→松本市観光→夕食(自炊)→奈良コン
→就寝
3日目:起床→朝食→奈良コン(途中で昼食)→片づけ→現地出発→部室着
→荷物の搬入→解散

合宿の話① (夏合宿とFDを合体させた理由)

松尾です。合宿は無事終了して、現在帰省中。今回は、合宿前の記事で予告したように、合宿幹事として、その仕事内容についてや、今回奈良コンと合宿を合体させようとした理由、そして今回の合宿の全行程について書き残しておきます。

ただ、残念な事に画像は一枚もありません。というのは、私が最終日に写真を撮った携帯を水没させたからです。てっきりスマホって防水かと思って水洗いしたら、電源が入らなく…。 すみませんでした。ちなみに携帯の方は、壊れたGALAXY SⅠをSⅢに変更して、むしろ以前よりサクサク動くようになったので、ご心配なくw 


さて、今回の合宿の仕事は以下のとおりであった。

① Yと話し合って、夏合宿とFDを合体させるかどうか決める
② 旅行会社の人と話し合いながら場所を選定する
③ 選んだ宿泊先のパンフレットを見ながら大まかな企画を立てる
④ 企画を通す
⑤ 候補地の下見に行く
⑥ 下見の報告をする・また、下見をうけて合宿のスケジュールを組み直す・アンテナの設置場所を検討する
⑦ 予算を組み、一人当たりの参加費をいくらにするか決める
⑧ 参加費・不参加費を集める・旅行代理店の口座に入金する
⑨ 当日の動きや契約について、宿泊先と打ち合わせをする
⑩ 天気予報や当日の進行状況に応じてスケジュールを組みなおす
⑪ 1日目のBBQの食材準備、2日目の夕食を作る
⑫ 当日の運営

1つの記事にすべてを書くと空前の長さになることが予想されるので、細かく分割して書くことにする。ここでは①について述べる。合宿とFDを合体させようとした理由について。

 そもそも合体案が出たのは、去年の夏合宿の宿泊所もまた静岡にあり、そしてそこは巣雲山よりも標高が高い場所にあったので、ここでFD出来ないかなととある先輩が言ったのがきっかけである。先輩は別にそれを実現させようという明確な信念のもとに言ったわけではなかっただろうし、寧ろそんなことが可能だとすら思っていなかったかもしれないが、私はその言葉をずっと覚えていて、合宿の話をすすめるために旅行代理店の人が私のところへ押し寄せ始めたころ、私はその話を蒸し返した。Y担当の2年生2人(今年は2年生同士でY長・Y副に就くことになった)に合体の件についてどう思うか聞くと、合体には賛成とのことだったので、群がる旅行代理店の人たちに、無線ができる宿泊地を探してほしいと言った。それでもまだ合体案は正式に決定したわけではなかったので、Yの2人には、YはYで動いてほしいと言った。合体するかどうかはさておき、FDの場所を変更しようという案もまた存在したので、Yの方でも候補地を探してほしいという意味である。

私自身がFDと合宿を合体させたかったのは、去年FDを経験してその効率の悪さと危険性に疑問を持ち、それを改善するにはどこかの宿泊施設を借りて行うのがよいと考えたからである。

私が去年FDを経験して問題だと感じたのは、

・免許を取って間もない人間が、夜にレンタカーや軽トラックでの東京~静岡の往復をしていたこと。

どう考えても無事故で済むはずはないし、現にぶつけたと先輩たちがひそひそ話している声が聞こえてきた。また、私たちの代は中心となる2年生は5人しかいなかった上、その中で既に免許を取得していたのは3人で、その3人は全員春休みに免許を取りたてという状況であった。

・天気の回復を待つ場所がないこと。

去年はせっかく山頂まで荷物を運び上げたのに、遠くに発達した積乱雲が見えるからという理由でその時はまだ晴れていたのに下山しなければならなかった。昔は巣雲山には無料で使える施設があったようだが、今はもう天文台しかないので、天候が荒れても退避できる場所がなく、雷が来る可能性があるとなると下山するしかない。しかしFDが毎年8月初週に開催されることは決まっていて、そしてその時期がかなり高い確率で天候が荒れることもわかっているのに、そんなことでよいのかと思った。

・労力・費用に無駄が多いこと

巣雲山には天文台以外何もないので、買い出し・トイレ・お風呂・水汲みのために一々下山していた。特に買出しやお風呂は料金所を通る必要あり片道700円かかっていた。冷蔵庫や調理器具は部で所有しているものを山頂まで運び、発電機やガスタンクはレンタルする。そしてそれらを苦労して山頂に上げる。私はそれを見て、だったら最初からそれらが全部あるところでやればいいのではないかと思った。物を移動させるには労力と費用がかかる。

・危険である

 去年大会前日の夜に嵐が襲来し、夜明けまで山頂のテントの中でやり過ごしたわけなのだが、夜中トイレに行くために下山しようとした時、雨と夜のせいで前方が全く見えず、これは一歩間違えたら死ぬかもしれないと思った。巣雲山は標高が低く険しくも無い山で、昼間見ても全然危険な感じはしなかったので、この急変には驚かされた。
 また、撤退するかどうかの判断も自分たちで下すわけだから、判断が遅れると雷に襲来されることになる。しかし、せっかく荷物を上げたのにという気持ちやコンテストを行いたいという気持ちがあると中々撤退に踏み切れないものである。
そして上でも述べたように、FD中は、徹夜やキャンプで疲れ切った初心者ドライバーの運転で移動するわけで、今まで大事故が起こらなかったのが不思議なくらいである。


また、その1ヵ月後にある夏合宿は、任意参加ではあるが、参加費2万5000円で、それをFD参加費1万4000円と同時期に徴収するので、お金がないという理由で欠席する人が多く、更に去年はインターンの時期とも重なって参加者は12人であった。任意参加企画だからといって、参加率が半分を切るようではすでに企画として成立していない。また、両方行く人は夏休み前に3万9000円払うことになるが、これはいくらなんでも高すぎるので、参加費を下げる必要性を感じていた。もっと安くして、時期も9月でなくFDと同時期にすれば参加者が増えるのではないか。

そしてそのFDと合宿が抱えていた問題を解決する方法として、私は合宿とFDを合体させることを選んだ。合宿の際使うような宿泊施設で移動運用を行えば、ガス・電気・水道・トイレ・お風呂は一か所に集中しているし、それらの心配をしなくて済む。移動も少なくて済み、天候が崩れても施設で待機して天候の回復を待つことが出来る。送迎もドライバーを集められなければバス送迎を頼むことができる。費用も、合体させてしまえば合宿とフィールドを別々にやっていた頃の半分で済む。

また、合宿と合体する最大のメリットは、場所選定を旅行代理店に委託できることである。自分たちで無線適正地を探すのには限界があると思う。今まで場所変更案が出ても実現には至らなかった最大の理由はそれだったのではないか。

ちなみに企業に無線適正地を探してもらえばよい、という妙案は合宿長発である。場所選定に頭を悩ませていた私に対して、「企業に投げれば?出来るかどうか知らんけどクライアントの要望に沿うのが旅行代理店の仕事でしょ?」という最強のメールを下さった。その発想なかったわw

そういうわけで、私は今年度は実験的にFDと合宿を合体させてみよう、そのためにはこの企画をなんとかして通さねばならないと思った。とは言っても、40年くらいの伝統があるわが部の伝統的な一大イベントを変更するわけだから、OBや先輩たちからの反発は当然あるだろうと思う。さて、どう戦おうか….次回は戦闘シーン盛りだくさん♪(笑)でお送りします。

アナログスティックモーションの謎が解明した話

松尾です。明日から合宿です。

合宿期間中に自炊をすることになっていて、そしてそれは私の仕事なわけなのだが...25人分の料理とかしたことないー。うわぁ、どうしよう(;´ρ`) ってことで、ここ最近は来る日も来る日も調理実験。

玉ねぎが嫌いで、「25人分の玉ねぎ切るのとかマジ無理だわ」と思ってカレーにしなかったのだが、それを私が料理をしているのを訝しげに観察していた妹に話すと、「夏なんだから茄子を入れたらよかったんじゃないの?」と言われた。そういえばそうだね。もう向こうにメニュー提出しちゃったんだけどw

まあ最善は尽くす。「手料理食べたい」とか(マニアックなw)言ってくれた人のためにもっ!(*゚ー゚)b

...でも、失敗しちゃったらごめんなさい。


えー、で、どうなったかは、私は今年の合宿担当でもあるので、それはそれで報告するとして、今回はその前にちょっとしておきたい話があるのです。アナログスティックモーションがなんでうまく再生できなかったのかわかって、そしてそれはメーカーさんも知らないような特異な症状だったらしいので、ここに一応残しておこうと思ったんです。


そうして合宿準備に明け暮れる中、7日にA4さんが来てくれるというので、もう一度アナログスティックモーションを確認したり、森田さん監修の下ミルフィーの移動モーションの強化をしたりしてみる。結局アナログスティックの方はうまくいかなかったので、せめてA4さんが来る前に何が起こっているのか説明できるようにしようと思って、頭の中でまとめていたんだけど、いざ対面してみると、

あたま真っ白になって、ぼう然...

自分から呼んだくせにw A4さん、すみませんでした。
てか、こんなんでどうやって初対面のビルダーさんとコミュニケーションするんだ、と自分突っ込み。

まあ、見てもらう。

「この間見てもらって、PCと繋いでいる時はアナログスティックが反映されるようになったんですけど、PCと繋がない状態で、コントローラでボードに保存したモーションを再生する時には、アナログスティックの入力だけが反映されないんです。他のボタンで登録したモーションは再生されるのに。」

私の作ったモーションを見てもらう。モーションはR1ボタンに登録されていて、

START

基準姿勢

アナログスティックのゲイン値を調整した状態での基準姿勢
↓ ↑(NO)
BREAK POINT<>
↓(YES)
基準姿勢

END



というかんじになっていた。聞くところこのモーションに誤りはなかったそう。てっきりモーションのせいなんじゃないかと思って、モーションをいじり回していたんだが。

「サーボの出力式設定した後、保存した? 大体初心者はそこで躓くんだけど。」

「しました。」

「モーションの保存中にケーブル引っこ抜いたりしてない?それやるとロボットプロジェクトがいかれるんやけど。」

「してないです。」

「じゃあ、わからん。これでできるはずなんや。」

え...? それでも、その後もいろいろ調べてくれた。受信機に問題があるかもしれないと、ミルフィーを分解して受信機を見てくれたり。モーションを変更してみたり。しかし、特に原因が見当たらないので、A4さんはVistonの人に問い合わせてくれた。すると、メーカーの人もそんな症状は聞いたことがないそうだった。

そして、もう一つ不可解な現象が起こっていて、アナログスティックのゲイン値調整用のスライダを動かした後、動かす前のつまみの残像が残る、また、スライダを動かしていないポーズででも、アナログスティックを傾ければアナログスティックが反映されてしまう。A4さん曰く、普通そんなことは起こらないそう。

問い合わせ後、A4さんは一つ実験してみたいことがあると言って、ボタン入力を外して、変数入力に変更し、モーションが再生されたかどうかわかるようにポーズを少し変更して再生していた。動いた。アナログスティックの傾きはきちんと認識しているらしい。

また、ボードが壊れている可能性も指摘された。どうもボードの制御は細分化されているようで、かなり局所的に壊れたりするとのこと。

結論としては、「まあ、ボードが壊れてるか、ロボットプロジェクトが壊れているかのどっちかとしか言えん。」

それを聞いて、昔はスライダのつまみの残像が出ることはなかったことを思い出して、ロボットプロジェクトを作り直すことにした。

すると上手くいったのだ! 残像が残らなくなったし、PCから外してコントローラでモーションを再生しても、きちんとアナログスティックが反映された。


ロボットプロジェクトが壊れているなんて考えたこともなかった。指摘されなければ、まず作り直してみようとは思わなかった。A4さん、どうもありがとうございました。



...で、まあ、あの時アナログスティックモーションを諦めてテスト勉強を優先させたのは正解だったな、と思ったとか(笑)。そういう話。





二項対立の結末は

試験が終わった日の夜、さりげなく本棚に並べられていた漫画が目に付いた。「HUNTER×HUNTER」か、こんなのあったっけ? 解放感から何気なくページをめくってみる。

「え、なにこれ? めっちゃ面白い!!」

むさぼるように読み始める。するといつの間にか帰ってきた妹が、私の様子を横目で見ながらポツリとつぶやく。

「続き買いたいんだけどさ、お金、無いんだよね...」

...嵌められたw

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松尾です。そんなこんなで夏休みに入りました。

「ミルフィーを語る」の追記に、ミルフィーやその設計ノートの画像を追加したので、よかったらご覧ください。その他の過去記事も割と頻繁に加筆・修正しているので、たまに読み返すと間違いさがし的な面白さがあるかもしれません。

今回は、見つけてしまった、とあるブログのルポをお送りしたいと思います。


大会が終わってからの帰り道、森田さんのダークライガーのあの動きはアナログスティックを使って作っていたことを聞かされる。じゃあ、森田さんの作ったモーションを見せてもらえば、私のアナログスティックモーションがうまくいかなかった原因がわかるかもしれない。そこで部室に帰ってから、森田さんにモーションの解説をしてもらった。

森田さんはボードはRCB-3を採用していて、それに伴ってモーションもRobovie maker2でなく、Heart To Heartで作っているので、そもそもモーションの作り方から違っているようだ。アナログスティックを反映させる場合、HTHでは、サーボの出力式を1つ1つのポーズごとに設定していくが、robovie maker2では、サーボの出力式設定を最初に行って、反映させるかどうかは出力式でなく、アナログスティックのゲイン値によって設定する。Heart To Heartはパッと見、直感的なわかりやすさを志向したrobovie maker2に比べて、モーションのブロックの組み立てが複雑でとっつきにくく思われるが、アナログスティックを反映させる上では、よりやりやすいのではないかな、と思った。実際どうなんだろう?

それに、RCB-3はユーザーが多く、参考資料も多いそう。確かに、サバゲの人たちもRCBユーザーで、現に被弾センサーはRCB使用を前提に回路設計されたものがHPに上げられていて、vs-rc003を使って作る場合、そのままでは使えないので自分で作りかえなければならない。そういうことを考えると、ボードを買い直すのはもったいないのでそこまではしないにしても、Heart To Heartの使い方もある程度知っておいた方がいいな、と思った。その方が他のビルダーさんやサンプルモーションを参考にすることもできる。

そういうわけなので、まずHeart To Heartのモーションの組み立て方から教えてもらって、それからモーションの成り立ちを見せてもらったのだが、どちらかというとアナログスティックというよりは、入れ子式のモーションに感化される。森田さんは、1つのモーションの中に、複雑な分岐を入れ込んで全方位に動けるように作っていた。robovie maker2の操作マップv2のモーション版かな?と思う。操作マップv2は、入力条件の並び順で上から条件の成立状況を確認し、条件の成立が確認できたらその入力に割り当てられたモーションを再生するというもの。

聞いてみると、それとは違うとのこと。操作マップは、モーションの上位に存在して、入力条件に応じてどれを再生するか判断するもの。しかし操作マップに任せていたのでは、1つのモーションを再生してから次のモーションを再生するまでのタイムラグがあるので、それをなくす為には1つのモーションの中でどれを再生するのかの判断をしてしまう必要がある、そういうわけで森田さんは入れ子式モーションを作ったらしい。ただ全方位に動けるだけではだめなのか。どおりで森田さんのモーションは異常に早かったわけだ。

今度は私の作ったモーションを見てもらう。「ポーズ当たりの遷移時間8!? 遅い、遅い。3にしてみて。」

えっ...8が遅いだと? やってみる。それを見て森田さんは、「これならMagic Wallもどうにか通過できていたんじゃないの?」と言った。

あれ?と思う。私もモーション作成時に遷移時間3にして実験した時、スピードは速くなったけど、それだと地面を掻いて胴体を進める時間もそれに伴って短くなるせいか、1回のモーションで進む距離も減ったように見えたので8にしていた。でもこの時は3で再生したのを見て、8の時より進む量が減っているようには見えなかった。なんであの時はそう思ったんだろう?

結局この時にはアナログスティックが反映されない原因はわからなかったのだけれども、モーションのスピードアップの秘訣が聞けたのでよかったなぁと思う。日頃、練習会や勉強会に頻繁に顔を出し、数多の大会に参加してきた成果なんだろう。多足歴はそれほど変わらないが、二足での経験値は圧倒的に上で、その経験が多足のモーション作りに活かされているんだろうと素直に感心した。

森田さんはギリギリまで機体を作っていて、私は森田さんのモーションの製作過程を見ていなかった。だから、製作過程を活動日誌に書いてくれたらいいのになぁとか思っていた(活動日誌って2年が主に書くものだけど)。
だって、他にも参考になりそうなことがありそうなものだ。完走の極意とかあるんじゃないの?

後日、そういえば、森田さんは以前の活動日誌中で、個人ブログを開設したと報告していたことを思い出す。もしかしたら、それを見れば書いてあるんじゃね?と思う。

ほれ、あったあった(*`∇´*)v

そんなわけで、森田さんのブログ潜入ルポが始まるぞ♪♪

(勿論、事後承諾(笑)。)

【“二項対立の結末は”の続きを読む】

6th KONDO LAND を語る

松尾です。さて、ついに最終章、6th KONDO LAND編。ありがたいことに、結構反響がありました。無更新の日にスカウターがOver 70する異常事態発生。ホビーロボットアンテナとか知らなかったぁぁ\(゜ロ\)(/ロ゜)/

ちょっと間が空いてしまったのは、位相の勉強をしていた時、とある事実に気づいてしまったから。

今回Hausdorff性の証明をするときに、先生は本で見つけた「(X,θ)がHausdorff⇔Δxが閉集合」を採用したのだが、これだとHausdorff性の証明は、従来の定義「任意の開被覆には必ず有限個の部分被覆が含まれる」より簡単になる一方で、「Hausdorff空間内に含まれる部分集合は、コンパクトなら閉集合となる」という定理の証明がすごく複雑になってしまう。ところが、ここで従来の定義を用いてこの定理を証明すれば生徒から「あいつΔxは閉を使った証明できなかったんじゃねww」と言われるかもしれない。そういうジレンマにぶち当たった先生は、例年前期に行う連結を授業内容から外してまで、Wallaceの定理を導入して、強引にΔxに拘った証明をしてしまった。

まあ、テスト勉強していて、あまりに記号的な覚えにくい証明に辟易した私は、なんとか理解しようと、位相の本を片っ端から読んだ。すると、見える見える、先生の苦闘の様が!

で、ちょっと思ってしまった。

「この定理に、Δxは閉定義でかつWallaceの定義を用いない証明をつけて答案に書いたら、さぞかし飯がうまいだろう。」


...それでは本編のはじまり、はじまり♪

 会場はいつものロボスポット。行きの電車の中で、資料と格闘する。どうやったらアナログスティックモーションが再生できるのだろうか? 最低限動くモーションができた後、再びアナログスティック回帰欲が起こった。そんな暇あったら操縦練習をするべきだとは思ったが、私は今回の大会で自分の現在の最高技術を出したいと思っていたので、スラローム歩行の実現を今大会でどうしても叶えたくなってしまった。

 操縦練習は、バッテリーを購入してから家で行った。430mAhに不安があったので、連続稼働時間がどのくらいか調べようと思い、バッテリーを搭載して試してみた。普段は電源装置を使っているので、バッテリーを使うのにあまり慣れていないのも気になっていた。5分以上動かしてもバッテリーは十分持ったので、おそらく本番でも最後まで充電がきれることはないだろうと判断。

またこの時、ミラーリングの練習の必要性を痛感。思った以上に混乱した。ロボットが方向転換して自分に向かってくる時、左右の操作を何度も間違えた。本番は緊張するだろうから、考えながらでなく無意識にできるようにならなければならないと思う。
でも、そうわかっていながら操縦練習にそこまで重きを置かなかったのは、ロボットが自分の方に向かってくるというシチュエーションは今回起こりえないと思っていたから(笑)。

着いてみると、何やら会場が盛り上がっている。森永さんのMetallic Vaio 2012がコースで調整を行っていた。が、私が来た時にちょうど調整を中断されたので、この時は動いているのを見ることはできなかった。

私も実際、コースにミルフィーを置いて、坂を登らせてみる。坂が登れるという感動。この時、旋回モーションを中村さん式の「すべての足を上げる→胴体を回転させる→足を下ろす」というものにしていたので、坂で旋回したらずり落ちるんじゃないか?と不安だったが、大丈夫そうだった。

 ただ、ちょっと問題が発覚した。ミルフィーは軽すぎて、シーソの端まで登っても、シーソーが下がってくれないことがわかった。総重量586g。そういえば前回のTic tacも下がらなかったなぁと思う。軽くすればいいというものでもないようだ。次は、重量を少し足さねばならない。とはいっても、軽いというのは無限の可能性があるということだ。マジックウォールに対抗するためにあえて機体を重く作る人が多いが、私は最初の段階では極限まで小型・軽量化を図った設計を心がけるべきだと思う。重量に余裕があれば後からオプションをいくらでも継ぎ足せる、それに持ち運びもしやすい。

また、軽いとがったんシーソーが下がってくれなくて困るが、ぐらぐらブリッジでは、多少歩行が曲がったくらいでは落下しないというメリットがあった。ミルフィーは落ちたら試合終了感のあるロボットなので、重量を足すにしても、ぐらぐらブリッジでのアドバンテージは保持できるくらいにしなくてはならないなと思う。

この時、モーションが曲がって坂がまっすぐ登れていないことがわかったので、トライアル開始まで、歩行の調整をしていた。

大会が始まった。一番出走は、例のあのロボット。Metallic Vaio 2012。今大会のハイライト。今大会のMVP。一体全体、あのエキセントリックな形状のロボはどう動くというのか。

な…なんだと?(゚ο゚) 目を疑う。長く伸びた、サーボをいくつも繋ぎ合わせた2本の足(?)を器用に曲げて、自転車のライトと思われる胴体を前転させながら前に進む。

これを見て、私って頭固いなと思った。設計としては割と最低だと思うのだが(笑)、独創性はこの上ないと思った。(森永さん、もしこの記事を目撃しても怒らないでください。ただの負け惜しみですw)

自分の中で、良い設計とは、“その構造に一点の疑問の余地すらないもの”だと思っている。形には必然性がなくては駄目だと思うのだ。もし自分の機体を他者に見せたとき、構造について尋ねられたら、その理由をきちんと説明できなくてはならない。だから私は自分の機体の構造で、人から尋ねられた時、その必然性を説明できないところがあったら、その部分は即見直した。

で、Vaioはどう見ても、「サーボをたくさん繋いで足を作ったら面白いんじゃね?」というノリで作ったようにしか見えなかったので、あまり私の設計感とそぐわなかった。だけど、これが2走目では完走してしまったのを見て、“設計”していることこそが自分の発想を妨げているのではないかと思うに至った。ちょっと考え直さねばならない。

私より前に出走した森田さんは、前々回の大会ではがったんシーソーまでだった記録を大幅にのばして、一回目はぐるぐる海峡まで到達。おおっ! 私も頑張らなきゃな。

 私の番。シーソーは順調に登れて…、最後は落下して、初挑戦のMagic wallへ。
実はその時までMagic wallを侮っていたのだが、やってみて現実を知る。

「足、短すぎたな・・・」

他のビルダーさんたちがこぞって足長路線に突き進んだ理由を痛感する。

 とは言っても、そもそもミルフィーの足を短くしたのは、それが有利だと思ってたからでなく、単純に784の限界を感じてのことだった。5th大会が終わってから、本当は使用するサーボを788に戻すつもりだった(788が大会直前に壊れてしまったので、5thは784で参加していた)。それをしなかったのは、Tic tacのビルダーである網野さんに、大会後の飲み会でこう言われたから。

「784!? ははは、じゃあ俺も次はあえて784で出ようかな(笑)。」

 それを聞いて、「その喧嘩、買った」とも思ったし、「そういう捉え方もあるんだなぁ」とも思った。あえての784。今まで、そんな風に考えたことはなかった。弱いサーボを使う不自由と制約を楽しむという発想。そして、それがミルフィーとして形になった。

 私の直後に中村さんの出走。昨日の段階ではまだ登れていなかったのに、当日にはあっさりと坂を登って、Magic wallは力で押し進む。トルク30kgの威力。誠実とはなんだったのか。

 2回目の出走は、諦めモード全開。順番まで、左前足の不調だったヨー軸サーボを付け替えて(ここでちょっと設計の効果を感じたとか)、後はビデオ撮影にまわる。

森田さんの前に出走した、タマカギマッシーンは、4thでベンゼンとして出場したもののシーソーが上れずに終わった多摩科学技術高校ロボット研究部のリベンジ作。
その、この前1年生が作ったサバゲ機を彷彿とさせる、ユニバーサル基盤な感じのビジュアルを見て、「これは貰ったー( ゚Д゚)/」と思う。

が、動きは中々よかったりして、坂はスムーズにクリア。続くMagic Wallは、本来だったらクリアできなかっただろうが、運がいいことにお邪魔ロボットが壊れる。そして、もーたんハウスに差し掛かったところでTime up

プレッシャー(笑)。

これ次Magic Wallクリアできなかったら、私、最下位じゃね?
そう思いながら挑む2度目の出走。実力では絶望的なのは、たぶん私が一番よくわかっている。

「だからさ、お邪魔ロボットさん…. [壁]_・)チラッ 」

まあ、日頃の行いが悪かったのだろう。 それにしても・・・「おのれ、お邪魔ロボット!!」

...この時はお邪魔ロボットが壊れてくれていたらイケたと思ったが、あとで大会映像を見て、それでも無理だっただろうな、と思い直す。ミルフィーは、モーションのスピード自体は決して遅くない。が、進むスピードはかなり遅い。映像はロングショットなので、その現実がまざまざと突き付けられて辛いw モーション作っている時は、近距離でかつ上から見ていたから、実は..実はだよ?…そんなに遅いと思っていなかった(爆)。

しかも、横からみるとあんまり可愛くない事実(↓)にも気づいてしまった!

2012072107.jpg

ミルフィーユ構造だから、どうしても胴体に高さがでちゃって。それに、ボードとか受信機とか見えててなんかメカメカしい。じゃあ、胴体を細長くする? 想像してみる。 いや? 微妙。



それはさておき、2走目はなんと3人の完走者が。IKETOMUさん、森永さん、そして森田さん。 おめでとうございます!!(≧∇≦)

3位入賞


それにしても、森田さんの3回目のタイムトライアルを撮っていなかったことを全力で後悔した。この3回目は大会史上最速記録でのクリアを達成したのである。驚異の56秒。

私はその時まで、あまり森田さんのやり方をよく思っていなかった。森田さんは先輩ビルダーさんと積極的に交流して、知識をガンガン吸収していくタイプの人だが、私は、吸収するだけでは最先端付近には行けても、常に最先端を進めるようにはならないと思っていた。最先端にい続けられるような創造性とは、最先端に達するまでの知識獲得のプロセスの中で生まれてくるものだと信じていた。だから私は、効率度外視で、知識を習得するだけでなく、その知識を獲得する過程を大事にした。知識獲得の過程とは、ほしい知識を獲得するためには、何を読めばいいのか、どこに行けばいいのか、何を最優先すべきか、誰に聞けばいいか、そういった苦労のことである。最先端に達すると、そういった教示は一切与えられなくなる。それを見越しての考えであった。

しかし、私は自分の目の前で森田さんのロボが駆け抜けていくのを見て、今の自分のやり方では通用しないことを悟った。自分より知識・経験・センス・財力のある大人を相手に戦うのは、同級生と競うのとはわけが違った。創造とは、「無から生み出す」か「既存の知識を組み合わせて新たなものを作り上げる」かであり、私たちが目指すべきは後者である。すると、よりよい創造のためには知識をどれだけ多く獲得するかが決め手になってくる。

ビルダーさんの多くはロボの制作過程をブログで公開してくれているし、ロボ関係の本もたくさんある。だから、最初のうちはコミュニケーションが苦手でも、それらを通してある程度知識を習得することはできる。だが、それらに載っている情報はかなり限られたものでしかない。そうである以上、独学一本で対抗していては、永久に差は縮まらない、寧ろどんどん広げられてしまう。

また、私にはそういうアプローチを採らざるを得なかったという面もあって、それは自分がコミュニケーションを苦手としていたからだった。先輩ビルダーさんに積極的に話しかけるなんてできなかった。メタ認知を鍛えるのは大事なことだが、必要なコミュニケーションすら取れないようでは、私はいつまで経ってもこのままだろう。そして私はそれでは嫌だと思った。

そんな時、試験の合間に徒然っと書いたこのブログを、驚くほどたくさんの人が見てくれていたことを知らされた。それで、コミュニケーションはすぐに上達しなくても、こうして何らかの形で発信することから始めていけばいいのではないかと思った。大会結果こそ奮わなかったものの、細かいところまで拘って作った自分のロボのことを知ってほしい。

このブログの内容は、技術的なことというよりは、ミルフィーの製作を通して、設計やモーションの作成方法、ロボに関する情報の集め方、大会に臨むまでの流れ、他のビルダーさんとの交流から学んだこと等を取り上げることにした。。自分が多足をやってきた中で、あまり参考資料がなかったところは詳しめに書いた。自分自身が他のビルダーさんのブログを参考にすることが多かったので、自分のブログもただの発信でなく、多足を始めてみようかなと思う人にとっての参考にもなるよう心がけて書いている。今後もそういった方針で書いていこうと思う。長くなったので、大会映像や機体の画像は別の記事にまとめて載せることにする。




Thank you for reading….






p.s. 吉村さん、村田さんへ

わざわざ見に来てくださってありがとうございます!
吉村さんはきっと次の大会に参加してくださるものと信じてますよ (゚▽゚*)


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